北京市人民代表大会友好代表団が東京都を訪問

 東京都議会は、東京都と北京市との姉妹友好都市提携の一環として、北京市人民代表大会との間において、相互に友好代表団を派遣するなど、様々な交流を行っています。

 今年度は、北京市人民代表大会友好代表団(団長:劉新成(リュウ・シンセイ)北京市人民代表大会常務委員会副主任)6名(随行2名を含む。)が、比留間 敏夫東京都議会議長の招請により、11月10日から15日までの6日間の日程で、東京都を訪問しました。

 両都市の姉妹友好都市提携は、昭和54年(1979年)の締結から29年を迎え、北京市人民代表大会友好代表団の東京都訪問は今回で13回目となります。

東京都議会表敬

 11月11日(火曜日)午後、友好代表団の皆様をお迎えし、都議会議事堂内の特別応接室において、比留間 敏夫議長、石井 義修副議長をはじめ、都議会各会派の代表者が出席して、歓迎式典を開催しました。

 式典では、比留間 敏夫議長が都議会を代表して歓迎の挨拶を行い、劉新成(リュウ・シンセイ)団長からの答礼の挨拶、記念品交換の後、意見交換や記念撮影などを行いました。

庁舎見学

 都庁展望室や都議会議事堂内をご案内し、PR用DVD(中国語版)の視聴や議場等の見学などにより、都議会のしくみや活動状況等について紹介しました。

都内視察

 友好代表団一行は、本所都民防災教育センター(本所防災館)を訪問し、防災教育の概要についての説明を受け、地震体験のほか、地震をテーマにした立体映像の視聴や館内の体験コーナー等を視察しました。7月の四川大地震の経験もあり、熱心な質疑が交わされました。

 また、東京都江戸東京博物館では、ボランティアガイドの案内により、江戸・東京の歴史や文化などの説明を受けながら、館内を視察しました。さらに、開催中の「ボストン美術館浮世絵名品展」も熱心にご覧になり、江戸文化について、深い興味を示されていました。

 このほか、浜離宮恩賜庭園では、施設担当者の案内で、江戸時代から続く日本庭園である園内の説明を受け、抹茶の体験を行うなど、日本の伝統文化にも触れられる視察となりました。

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