本協議会は、都議会各会派から議長に提出された令和3年度政務活動費収支報告書について、領収書等の検査や各会派との意見交換を通じて、執行が適正であることを確認いたしました。
令和3年度の執行では、令和2年度に続き、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた特徴が見られました。具体的には、密を避けながらも都政課題への理解を深めるため、オンラインによる都政報告会等の実施やその環境整備に係る支出が増えた一方、新型コロナウイルスの感染拡大が一時落ち着いていた昨年の秋頃を中心として視察が行われるなど、会派・議員がコロナと共生しながら、デジタル技術も活用するなどして、工夫して政務活動に取り組んでいることが見て取れました。
また、令和3年度は改選が行われ、新しく都議会議員になられた方もいらっしゃいます。各会派では、自主的な勉強会や事務局職員を講師とする説明会を開くなどして、都民の信頼を得るために、都議会として自主的に築き上げてきた政務活動費の制度や会派内ルールについて、ご理解いただき適切に運用していただいていると聞いております。これは、日頃から各会派において、政務活動費の適正な執行を実現するための努力を重ねていただいている取組の一環であると認識しております。
政務活動費の使途や支出の妥当性については、常に都民からの厳しい目が向けられています。会派・議員においては、今後も、条例や手引の使途基準に基づくとともに、コロナによる生活様式の変化やこれを契機に加速しているデジタル化のように、時代と共に変化する社会通念も常に念頭に置きながら、多様化する都政課題の解決のため、政務活動費を有効に活用していただきたいと思います。
本協議会も引き続き、会派からの求めがあれば、専門的見地からの意見をお伝えし、より良い制度運営が行われるよう協力していきたいと考えています。
令和4年8月4日
東京都議会政務活動費調査等協議会
座長 鵜川 正樹
本多 教義
| 氏名 | 現職 | |
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| 座長 | 鵜川 正樹(うかわ まさき) | 武蔵野大学経営学部教授 公認会計士・税理士 |
| 本多 教義(ほんだ みちよし) | 銀座プライム法律事務所 弁護士 |