欠席委員 なし
本日の会議に付した事件
委員長の互選
委員長代行の指名
議席について
公文書開示等の実施状況について
○柴崎座長 ただいまから東京都議会情報公開推進委員会を開会いたします。
先日、議長から委員長互選のための委員会が招集されました。
委員長互選の職務は年長の委員が行うことになっておりますので、私が暫時座長を務めさせていただきます。
それでは、ただいまから委員長の互選を行います。
本件につきましては、指名推選の方法によることとし、私から指名したいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○柴崎座長 異議なしと認めます。よって、委員長に藤井あきら委員をご指名申し上げます。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○柴崎座長 異議なしと認めます。委員長には藤井あきら委員が当選されました。
委員長から就任のご挨拶があります。
〔柴崎座長退席、藤井委員長着席〕
○藤井委員長 ただいま委員長にお選びいただきました都民ファーストの会の藤井あきらです。
本委員会の設置の根拠となっております東京都議会情報公開条例は、総合的な情報公開を積極的に進め、もって都民の都議会への理解及び都政参加を一層促進し、広く開かれた都議会を実現することを目的としております。より伝わる、より分かりやすい都議会の実現のため、委員の皆さんには活発な議論をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○藤井委員長 それでは、次に、東京都議会情報公開推進委員会規程第四条に基づきまして、私から委員長代行を指名させていただきます。
委員長代行に柴崎幹男委員をご指名申し上げますので、よろしくお願いいたします。
○藤井委員長 次に、議席についてお諮りいたします。
議席は、ただいまご着席のとおりといたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤井委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
○藤井委員長 次に、本委員会に常時出席する議会局の幹部職員を紹介いたします。
議会局管理部長の菅原雅康君です。管理部総務課長の代永博君です。管理部広報課長の小林晶子さんです。調査部図書館・政策調査担当課長の近藤裕子さんです。
〔職員挨拶〕
○藤井委員長 紹介は終わりました。
○藤井委員長 次に、公文書開示等の実施状況についてを議題といたします。
本件については、管理部総務課長から報告いたさせます。
○代永議会局総務課長 令和六年度の公文書開示等の実施状況についてご報告をさせていただきます。
初めに、お手元配布の資料1をご覧ください。
令和六年度東京都議会の公文書開示実施状況でございますけれども、公文書開示の請求件数は三件ございました。
開示の状況につきましては、下段をご覧ください。
請求に対する開示決定等六件のうち、開示がゼロ件、一部開示が三件、不開示がゼロ件、不存在が三件、存否応答拒否がゼロ件、却下がゼロ件でございます。
また、審査請求の状況でございますが、受理件数はゼロ件、処理件数は一件でございます。
続きまして、資料2をご覧ください。令和六年度公表・提供情報の複写サービス実績でございます。
都議会では、公文書開示請求を待つことなく、都議会図書館やホームページを活用し、都議会情報を積極的に公表、提供するよう努めております。
具体的には、表に記載の番号1から24までの資料について、閲覧や複写に供しておりまして、昨年度の複写件数は十三件でございます。
最後に、資料3をご覧ください。令和六年度東京都議会刊行物等目録でございます。
こちらの目録は、一般に周知する目的をもって議会局で作成した刊行物等について取りまとめ、毎年度公表しているものでございます。
昨年度の実績は十件でございます。
報告は以上でございます。
○藤井委員長 報告は終わりました。
ただいまの報告について発言はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○藤井委員長 それでは、本件については以上のとおりとさせていただきます。
○藤井委員長 本日予定した議題は以上でございます。
この際、何かございましたら、ご発言願います。
○米倉委員 この委員会をこれからやられるに当たって、要望と提案が二点あります。
一点目は、常任委員会のインターネット中継の拡充についてです。
都民参加と都政の透明化を一層広げるためのインターネット中継の拡充を議論するということを提案したいと思っています。
現在の東京都議会では、本会議や予算特別委員会の審議が中継されています。全ての常任委員会でもネット中継は行われていますが、改善すべき点はあると考えています。
現在の常任委員会の映像というのは、委員会室の全体を映し出す形式です。そのため、誰がどの会派からどのような質問をしているのかということや、都の答弁を誰がしているのかということが非常に分かりづらくなっています。都民から寄せられた請願や陳情が具体的にどのように議論されているかが分かりづらいのが現状です。
一方で、本会議や予算特別委員会では、発言者にカメラがフォーカスされて、会派名や議員名、答弁者の氏名がテロップで表示されます。この仕組みの方がはるかに都民には見やすく、議論の内容が理解しやすくなっていると思っています。
都民参加の促進、そして都政の透明化は、情報公開推進委員会の重要な役割です。常任委員会のインターネット中継も、少なくとも本会議や予特と同様に、誰が発言しているのかなどが一目で分かる仕組みに改善していく必要があると考えています。都民が都政への関心を持つきっかけにもなるというふうに考えます。
つきましては、都民にとってより見やすいインターネット中継の在り方について、情報公開推進委員会で議論を始めることを強く要望します。
もう一点は、都議会だよりについてです。
編集方針について議員が意見をいう場がないという状況です。これも、ここの委員会の議題とするなど、検討の場をつくっていただくよう要望します。
以上です。
○藤井委員長 ただいま米倉委員から、インターネット中継の拡充と、また都議会だよりに関するご意見をいただきました。
ただいまの意見について、何かご発言のある方はいらっしゃいますでしょうか。
○柴崎委員 今、米倉委員からご発言があったんですが、それは、全て情報公開推進委員会で議論するもの、それとも、これってあれじゃないの、議会運営委員会が絡んでくる話じゃないのかなと思うんだけど、どうなんだろう、その辺。
○藤井委員長 議会局側、事務局側は何か答えられることはありませんか。
○菅原議会局管理部長 これまでも、この情報公開推進、いろいろ平場で意見をいただいてきているというふうに思います。特にどこでご議論いただくというのはなかなか決まっているものはございませんけど、いずれにいたしましても、こうした場、先生からいただいたような場、いろいろな場でまたご意見をいただきながら、またそうしたことを大きく変更する場合には、各会派の皆様のご了承が必要になりますので、そういった形で進めていくことになろうかと。いずれにしても、議論いただいて、その上で我々は了解が得られたことについてやっていく必要があるかなというふうに思っております。
○柴崎委員 議論をするのはいいんでしょうけれども、最終的には、やはり各会派の意向が必要になってくるわけだし、ここでなかなか決めることが難しい部分もあるんじゃないのかなと思うんだ。
○うすい委員 議論すること自体は今おっしゃったようにいいかもしれないんだけど、決定的にはできないから、ここでこういう意見が出たっていうのはいいけど――と思いますけど。
○藤井委員長 皆さんご意見ありがとうございます。
それこそ、すみません、私が一言申し上げますと、インターネット中継をした際、私も情報公開推進委員をしていましたが、その際は、ちょっと、すみません、記憶を頼りになんであれなんですけれども、議運だったか、あり方検討委員会だったかからの話を受けて議論をしていたと思いますので、今、米倉委員からいただきましたご意見に関しましては、ご意見としてまず承らせていただきますが、どうできるかというところについては、今、うすい委員や柴崎委員長代行からあったとおり、少し、何ですかね、検討が必要になるんじゃないかというふうには思いますということでよろしいでしょうか。
何か動きがあれば動くというような形になるんじゃないかなとは思うんですが。
○米倉委員 前回のネット中継のときの経過っていうのは聞いています。
ただ、ここで議論するっていうのは比較的柔軟に議論されて、これまでもあると思っているのと、あと都議会だよりについては、別のところでも、割としかるべきところでも議論のある話だと思っています。積極的な役割をどう果たしていくかっていう点で相談させていただければと思っています。
○藤井委員長 何かほかの委員からご意見ありますでしょうか。――なければ、本件につきましてはご意見として承らせていただきます。
ほかに何かご意見等ございますでしょうか。――なければ、これをもちまして本日の委員会を閉会したいと思います。
午後二時二十八分散会
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