東京都議会情報公開推進委員会速記録第二号

令和四年三月二十五日(金曜日)
第十四委員会室
午後三時三十三分開議
出席委員 九名
委員長   早坂 義弘君
委員長代行 清水 孝治君
      林あきひろ君
      田の上いくこ君
      藤井あきら君
      斉藤やすひろ君
      古城まさお君
      白石たみお君
      竹井ようこ君

欠席委員 なし

本日の会議に付した事件
都議会HPのデザイン等の見直しについて
公文書一部開示決定及び非開示決定に係る審査請求について(非公開)

○早坂委員長 ただいまから情報公開推進委員会を開会いたします。
 都議会HPのデザイン等の見直しについてを議題といたします。
 本件につきましては、過日の委員会における説明のとおり、本日は見直し案の概略、画面のイメージなどについて、広報課長から説明を聴取いたします。

○川口議会局広報課長 では、恐れ入りますが、別紙1の都議会HPのデザイン等の見直しについてをご覧ください。
 本日は、前回ご説明させていただきました別紙1に基づきまして、トップページなどの見直し案、具体的な画面のイメージを作成いたしましたので、ご説明させていただきます。
 初めに、資料1の〔1〕と〔2〕、A3縦の資料をご覧ください。PC版のトップページの現行画面と見直し案になります。
 まず、〔1〕の現行画面につきましては、三列レイアウトになっておりまして、視線が左右に移動して見づらいことや、コンテンツが同列に配置されており、めり張りがないといった課題がございます。
 このため、〔2〕の見直し案では、全体のレイアウトを改めた上で、特に重要性が高く、閲覧数の多い四つのコンテンツ、議員の紹介、会議の予定、インターネット中継、会議録・速記録、この四つのコンテンツをフォーカスするとともに、メニューのプルダウン化やトピックス等における新着情報の表示、さらにはコンテンツの分かりやすいカテゴリー分類などの改善を図りたいと考えております。
 続きまして、資料2の〔1〕と〔2〕をご覧ください。こちらはスマートフォン版のトップページの画面となります。
 〔1〕の現行画面では、PC版同様、コンテンツが同列に配置されており、情報にめり張りがないほか、縦長のスマホ画面ではコンテンツが後方に表示されてしまい、すぐに情報にたどり着けないといったような課題がございます。
 このため、〔2〕の見直し案では、PC版の見直しに合わせまして、主要コンテンツを最前部に表示するとともに、コンテンツを分かりやすいアイコンで表示するなどの改善を図ることを考えております。
 続きまして、資料3の議員の紹介ページについてですが、こちら現行のものは、各情報のタイトルがなく、会派名などの情報が羅列されていてデザイン性が低く、見づらい画面構成になっております。
 このため、見直し案では、表を用いまして項目ごとに掲載情報を表示することで、より見やすく、分かりやすい構成に改めます。また、印刷用ページにも対応できるようにしたいと考えております。
 続きまして、資料4の会議の予定表でございます。
 こちら、左側が現行ですけれども、日付ごとの表になっておりまして一覧性に欠けるほか、質問項目などの関連情報とのリンクが現状ではなされておりません。
 このため、見直し案では、レイアウトを日程が一覧できるカレンダー形式に改めるほか、質問項目ですとか、録画映像などの関連情報にリンクを設定し、利用者の利便性の向上を図ります。また、こちらについても、印刷用ページに対応できるようにしたいと考えております。
 最後に、参考資料をご覧ください。こちら、都議会ホームページのアクセス数トップファイブの推移を示したものですが、過去五年間を通じまして、見直し案でフォーカスしている四つのコンテンツ、議員の紹介、会議の予定、インターネット中継、会議録・速記録の四つがトップファイブにランクインしてございます。
 以上、本日は前回例示としてご説明したトップページや議員紹介などの画面について見直し案をお示ししましたが、このほかのコンテンツにつきましても、ホームページの情報をより見やすく、分かりやすく発信するという観点に立ち、今後、デザイン、レイアウト等の見直しを進めてまいりたいと考えております。
 説明は以上でございます。

○早坂委員長 説明は終わりました。
 それでは、ただいまの説明について、何かご意見がありましたらお伺いをいたします。

○田の上委員 ご説明いただきましてありがとうございました。
 前回のときも、私は検索の仕方等、意見を申し上げさせていただきまして、また、ほかの委員さんからも様々なご意見が出て、今回見直し案という形でお示しをいただいたんだと思います。ありがとうございます。非常に見やすくなってきているというふうに思います。
 一つ私からは、会議の予定のところで意見を申し上げたいと思います。
 そもそもなんですけれども、やはり私たちは、情報公開というものをしっかりとしていこう、積極的にやっていきたいという思いがあります。
 できるだけ利便性も含めて、見る方に見やすい、使いやすいという形を取っていった方がいいと思うんですけれども、ここでちょっと拝見をいたしますと、見直し案のところで、例えば代表質問をクリックすると、開かれて項目がだだだっと出てくるんですけれども、これはこれでいいと思います。常任委員会審査のときにも、例えば、何の委員会をやっているのかというのがこれだけでは分からないので、クリックをして開かれるような形にできないものかというふうに思います。
 大体こういう予定表を見る方というのは、目的があって、何か興味のある議案があって見たいとかいう状況で、このページに来るのかなと思いますので、そういう開かれた方がいいかなと。
 それからあと、常任委員会も含めて、今はオンライン中継をしていますので、録画があるのかと思いますので、そういったものも可能であれば、録画という形で右側に設定をしていただけるといいのではないかと、そんなふうに思っておりますので、意見として申し上げます。

○早坂委員長 ありがとうございました。よろしいでしょうか。

○白石委員 日本共産党の白石たみおです。意見をいわせていただきたいと思います。
 視認性を高めるとか、分かりやすくするということは重要だというふうに思います。ただ、中身がどうかということが、一つ大きな課題かなというふうに思っています。
 一つが、委員会資料や議員要求資料、委員会でもやられると思うんですけれども、ネット中継を見ていると、何をやられているかよく分からないし、お手元の配布資料をご覧くださいといわれても都民の方は分からないので、やはり議事録のページにそれぞれ、委員会資料であったり、それから議案であったりとか、それから議員が要求した資料も含めて、PDFなんかやリンクを掲載していただきたいというふうに思います。
 それから、あとは委員会の速記録なんですけれども、やはり掲載が遅いというのが、状況あると思います。例えば総務委員会、今日の時点で、昨年の十一月十一日の速記録が最新という状況です。録画を公開しているんですから、未確定版の時点で掲載をすべきだと。じゃないと、四か月、五か月たってからじゃないと議事録が見られないというのは、やはりあまりにも遅いかなというふうに思います。
 それから、各会派の賛否です。会議の結果と記録というページがあるんですけど、議案についての賛否、私は掲載すべきだなと。私もクリックしてみましたけど、都議会だよりには掲載がされているんです。ところが、会議の結果と記録というところをクリックして、提出議案と議決の結果、各定例会ごとのページまで、こうやっていくんですけれども、なかなかたどり着かないと。やっぱりここに、都議会だよりで掲載しているんですから、少なくとも定例会ごとのページで、各会派が議案についてどういうふうな賛否を取ったのか、しっかり掲載すべきだなと。
 それから、各定例会のページに議案が、これも条例案の概要等、いろいろされているんですけれども、ここでも、本当に視認性を高めて利便性を高めるような、やっぱりクリックの仕方というか、見えるように改善をすべきだということも一ついっておきたいと。
 それから、これ議運マターになるかと思いますが、請願陳情、これ各会派ごとの賛否を掲載すべきです。今、分からない、議事録を見ていても、賛成なのか、反対なのかよく分からないというのが結構あるんですね。
 請願陳情については、採択されたものじゃなくて、なぜ不採択が議会のこのページに掲載されないのかと。やはりこれ都民の権利に基づいてやられているものなので、採択も不採択も含めて、そのものを載っける、会派の賛否もしっかりと載っけるということをやっていただきたいなというふうに思います。
 それから、委員会のネット中継やられていますけど、今コロナ禍で、記者席も使って委員がやっているんですね。見ると記者席の方で、一部映らないんです、映像が。なので、例えば、賛否のときに、立ったのか座ったのかが分からないという状況もありますので、やはり表決の態度が分かりにくいというのもあるので、全景を映す際は、全員映るように改善してほしいと。
 それから、ネット中継時は、質問の議員を国会みたいにクローズアップして、これを分かりやすくすると。お金の問題があると思いますが、やっぱりそこまでして、都政の透明化であったり、都民が本当に分かりやすく、見やすいようにしていくということ。
 それから、手話通訳を入れていただきたいというふうに思います。委員会には入っていないので、ぜひ手話通訳をやっていただきたいなと。
 議事録の検索は、会派ごとに検索ができるように改善していただきたいと。
 都議会としてユーチューブチャンネル、検討していただきたいなと。総務局なんかは独自で持っていますので、ぜひ都議会のユーチューブチャンネルも検討していただきたいと。
 情報公開推進委員会ですので、やはり都民がしっかり分かりやすく知れるような、そういうふうな改善を求めておきたいというふうに思います。
 以上です。

○早坂委員長 では、よろしいでしょうか。

○竹井委員 私からも、何点か意見をいわせていただきます。
 今お話のあったように、中身というところで、うちの会派からはスケジュールのところ、過去のスケジュールも分かるようにしていただきたいというところと、できれば全体のスケジュールなんですが、まだ先のところが決まっていないところはあると思いますけれども、過去について分かるようにしていただきたいということ。
 それから、先ほどお話があった委員会の資料の公開、それから文書質問ですね、前も申し上げたと思うんですけれども、文書質問は非常に検索が難しくて、議長のご発言の中の一番下の方に出てくるんですけど、うまく検索ができないということがありまして、こちらは改善をしていただけるとありがたいです。
 以上でございます。

○藤井委員 私からは、ホームページに関連して、三つ意見をいわせていただきます。
 一点目が、前回のときにもご指摘をさせていただきまして、議長室からというところに議長の顔が載っていて、要らないんじゃないかという話もさせていただきましたが、個人的には写真、要らないんじゃないかなと思うんですけれども、資料の1-〔2〕の方で、PC版の方、見直し案というところで出していただいております。全体的に非常に見やすくなっているかなと思うんですけれども、議長室からというところの位置が、トップの、何か一つだけ浮いたところにあって、ちょっとかなり違和感があるかなと思っています。
 最後につけていただいた資料のアクセス、都民の方であったりとか、関係する方々が見るアクセスの履歴を見ても、議長室からはトップファイブには、ほぼ、ほとんど入っていないという状況でもありまして、そこまで、ちょっと浮いた場所に置くのは、あまりちょっと適切じゃないんじゃないかなというように思っております。
 もう少し、例えばですが、本会議のリポートのところの下であったりとか、議員の紹介と合わせてであったりとか、場所をもう少しちょっと考えていただきたいなと思いますというのが一点です。写真はあってもいいかとは思うんですけれども、でもこれだけ見ても、多分誰かちょっと分からないような気もするので、もう少し改善もあってもいいんじゃないかなというのは思います。
 二点目ですが、今、別紙1の方で一番最初に書いていただいている検討事項の(2)のその他のところで、議員紹介ページの英語版の作成というところで記載いただいています。ちょっと私、これ事前にちゃんと見ていなかったのであれなんですけれども、たしか都議会のホームページ、英語版、非常に簡素な一ページぐらいのもの、一部しかなかったような気がしております。
 一方で、やはり都内に住む外国籍の住民の方等、様々増えているところでありますので、一部だけではなくて、もう少し都議会のホームページ全体の最低限英語版、もしくは多言語版というものも準備をしてもいいんじゃないかなというのは思います。
 まず増やしていただくということで、これ自体はいいとは思うんですが、もう少し対象を拡大して、しっかりと都内に住んでいる、もしくは東京都に関わる外国籍の方も、いろいろと都議会で何が起きているか分かるようにすべきではないかと思います。
 三点目ですが、スケジュールのところ、先ほど様々ありまして、過去のところをもう少し見られるようにしてほしいだったりとか、中身がもう少し分かるようにしてほしいというところがあるんですが、一方で、私は、未来というか、先々の予定もやはり都民の皆さん知りたいんじゃないかなと思っておりまして、これももしかしたら、議運とかそういった関係の問題になるのかもしれないんですけれども、例えば、次の二定の予定って、今ざっくりと出ていると思うんですけれども、このぐらいの範囲の中で大まかに予定されているみたいなのが、事前の、やはり早いタイミングで出た方が、都民の皆さん、例えば傍聴するにしても、いつ頃来たらいいのかとかが分かると思いますので、そういったところも、ぜひ、なるべく早く出せるような対応をしていただきたいと思います。
 以上です。

○早坂委員長 では、よろしいでしょうか。

○林委員 ご説明ありがとうございました。
 今るる、様々なご意見が出てきたと思います。少なくとも、ご説明いただいたのは、今までから比べると、随分見やすくなったなというのが私の個人的な見解でございますし、それに対して、様々なご意見があるのは、見方によって、また主観的な見方によって、またいろいろ見方が出てくるかと思います。
 一例を挙げれば、今ご意見出ましたけれども、写真なんかについては、私自身は二元代表制の一方の知事のお顔はいろんなところに載っておって、一方の代表者の顔を載せないというのは、ちょっといかがなものかなと思いますし、こういった意見も含めて、いろんな意見が出てくるかと思いますので、一歩ずつでも、よりよいページというか、こういう情報公開の手段というものをつくっていければなというふうに思っております。
 以上です。

○清水委員 ありがとうございます。
 改善案につきましては、私も林委員と同感でございまして、非常に分かりやすくなったなと思います。
 そういった中で、今、様々な委員の方からご意見が出てまいりまして、技術的にも予算的にも限られているかと思いますが、できる限り皆さんのご意見を反映していただいて、都議会議員等に対する--ホームページ、インターネットを介してご覧になっていただく方の理解を深めていただければなと思いますので、事務局の方に頑張っていただきたいなと、まずは申し上げたいと思います。
 それで、今、白石委員さんでしたかね、資料の公開についてのご発言がありました。私も逆の立場からしてみればそうなのかなと、この資料をご覧くださいといわれたって、私たちはないじゃないかと思うんですが、資料の中身によっては、公開できるもの、あるいは委員の中で完結しなきゃいけないものとかあったんじゃないかななんて思いまして、もしそういったルールがあるとすると、なかなかこの会だけでは決め切れない、議運とかの形になってくるかなと思いますが、そういった都議会の委員会、あるいは資料の取扱いについて、何かルール等があったら、ちょっとこの場でお示しをいただければなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

○川口議会局広報課長 委員会の配布資料につきましては、先生、今ご指摘いただいたとおり、それをどこまでどういう形で公表するのかというのは、いろいろ議事運営にも関わってくることだろうと思っております。
 なので、情報公開推進委員会で、純粋に広報マターを語るというよりも、少しこう、さっき請願の話もありましたけど、議事運営に関わるものについては、議運とか、そういうステージで一定の整理をするということも過去やっていますし、委員会の資料につきましては、もしこれホームページで公表するとなると、例えばペーパーレス化していないものですとか、あと有償のものをどう公開するのかとか、あるいは執行機関との調整なんかも必要になってくると考えております。

○清水委員 ありがとうございました。
 くれぐれも、白石委員を否定しているわけじゃございませんので、何かそのようなことがあったような気がしたなと思いましたので、またそういったことが前提にあるということを踏まえて、また見せ方について、この委員会でご議論していただければなと思いますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。

○斉藤委員 今日はどこまでですね、一応案をお示しいただいたということで、どこまで決めるのか、意見を皆さん聞かれれば、それはいろんなアイデアが出ると思いますので、ちょっとどこまで今日この委員会でやればいいか分からないで参加しちゃっているんですけれども、議運との関係もございます。
 例えば、議事録のことでいえば、未定稿の状況のものを出すというのは、非常にこれは--私は議会人として、いろいろ時間が必要なこともあります。会派内での調整とか、削除とか、いろいろ要求があったり、そういったこともありますので、外に出す、都民に対して出すものについては、やっぱりきちんとしたものを出すということでないといけないのかなという意見を申し上げたいと思います。
 それから、各常任委員会で何をやるかということについて、田の上委員のアイデアはとてもいいと思いますし、本会議だけでなくて、常任委員会で、どういう委員会が開催されているかということについても、都民にとって有益なものだと思います。
 あくまでも、やはり都民が求めるニーズに合わせた形でまとめていくのが肝要かと思いますので、例えば先々の予定とか、藤井委員のお話、会派内で先々の委員会について、例年の例だとこうだというような話がありますので、その範囲内で、会派ごとに連携を強くするとか、それをまだ議運で決まっていないものを出すというのは、非常に難しいところもあると思いますけれども、確かにそういった見える化をできるだけ図っていくアイデアをちょっともんでいただいて、最終的にこういうふうにどうかというものをもう一度この委員会でお話しいただければと思います。
 このスケジュールを見ますと、今日、見直し案、概略を報告ということで、この先どうなるかちょっと私、分からないで来ているんですけれども、あとはデザイン案が出てきて、次に来るときには、四月の契約の後の話になってくるんでしょう、どういうふうになってくるんでしょうか。この点だけ、スケジュール感だけちょっとお伺いをしておきたいと思います。
 また、最後に、私の要望としては--非常に見やすくなっていると思いますので、改善案、すごくいい前進だと思います。広報広聴ということでいえば、やっぱり都民の意見を伺うということも大事なので、この都議会広報のところの一角にご意見・ご要望とあるんですけど、いつも何か付け足しみたいな形に見えてしまうので、逆に都民からの貴重なお声を、本当に真剣に議会で聞くという姿勢を示すのであれば、もう少しデザイン的に分かりやすく目立つようにしていただくことを提案しておきたいと思います。
 以上でございます。

○川口議会局広報課長 今、委員からご指摘いただいたスケジュールでございますけれども、別紙1に、すみません、概略でお示しさせていただきましたが、これからリニューアルについては事業者と契約を進めまして、細かいところを--一応、今、都議会のホームページって大体一万七千ページぐらいあるというふうにいわれているんですけれども、一つ一つ、今日お示ししたのはあくまでも代表的なものですけれども、それ以外のページについても、細かいけい線をどうするのかという、細かい事務的な作業をこれから進めさせていただいて、来年度、令和四年度一年かけて、細かいところを詰めていくというふうに考えてございます。そういうスケジュールでございます。

○古城委員 二言だけ申し上げたいと思います。
 まず一点、ホームページのデザインという話でありますので、ここに限ってまず申し上げたいと思いますが、非常に事務局の皆様にご検討いただいて、他道府県の議会のホームページもかなり丁寧にお調べいただいた上で、今のトレンドもしっかり取り入れて、都民の皆様からのこういう情報が欲しいんだということ、また議会として出していかなければいけない情報ということについて、中身のコンテンツはいろいろ議論があるかもしれませんが、その見え方、見せ方については、かなり練ったデザインをつくっていただいたのではないかというふうに、私自身は評価をさせていただきたいというふうに思います。
 それから、先回の当委員会において議論もありました、また、ただいまほかの議員からもお話がありました議長に関する件について、二点目として、簡潔に申し上げたいと思います。
 議長につきましては、地方自治法に定める各地方公共団体の議会の代表者であります。今般、今日の本会議でも、議長よりご報告ありましたウクライナ緊急支援のための義援金の贈呈についても、議長、副議長が都議会を代表して、UNHCRに贈呈をしているという状況であります。
 そうした事柄について、しっかりと都議会が何を行っているのかという表現については、やはり議長が代表をすることになる。それはしっかり議長のページなり、しかるべきところで発信をしていくべきだと思います。
 その上で、デザインの点で申し上げますと、現状、いわゆる最上部というよりも、その次に次ぐ上段の位置にあろうかと思います。新しいデザインでも同様に、最上部ではなくて、その次に位置づけられる、そうしたところに配置、デザインがなされているかと思います。
 私もつぶさにほかの他道府県の議会のホームページを拝見いたしましたけれども、位置としては、おおよそ半数弱が議長の顔写真等が出ておりましたけれども、全体的に議長の扱いについては、副議長も含みますが、議長、副議長、そうした議会の代表者の扱いについては、その中でも半数以上は、やはり最上位もしくは二例目、上部に位置されていると、こういうふうに認識をいたしております。
 したがいまして、デザイン上、今私、先ほど申し上げましたが、練りに練っていただいたものを是といたしたいと思いますけれども、今後も、今、様々委員からお話、ほかの皆様からもお話があったことも含めて、しっかりとしたものをつくり上げていただきたいということを最後に要望させていただきまして、二つの意見とさせていただきます。

○白石委員 清水委員からありましたので、否定されるものじゃないというふうに、委員会の資料ですね、なので、ここの情報公開推進委員会でも、これ、じゃどういうふうに分かりやすくやっていこうかというのは、今後とも、やっぱりみんなで意見交換をしながら、よりよいものにしていこうということと、斉藤委員からもありましたように、じゃあ未確定稿どうするかというふうなところでも、もうライブ中継されちゃっていますからね、正直いうと。そういうふうなところで、ただ、議事録の削除の問題とか、いろいろそれはあるのは私も理解をしていますので、そういうものも含めて、この情報公開推進委員会、いろいろ立場はあるにしても、都民に分かりやすく、見やすくしようというのは同じ皆さん一致点だと思いますので、この場を、委員長にもぜひ、さらに開いていただいて、いろんな意見交換をしながらも、都民が分かりやすく見やすい、そういうふうな都政にしていくというふうなことも、重ねて委員長にも要望させていただきまして、意見とします。

○田の上委員 何度も申し訳ありません。先ほど来、議長室からの位置についてお話がありまして、これは上の方にあってもいいと思うんですけれども、ここちょうど写真が出ていまして、これがスライド式に変わっていくんだと思うんです。そこにちょっと浮いているような形になっていますので、これが適切なのかどうかというのは、デザイナーさんも含めまして、ぜひご判断いただければというふうに思っております。何かすごくそこだけ固定されていて、周りが動いていくという形になってしまうので、私も不自然だなとはちょっと思っているところです。
 それから、すみません、一つお伝えするのを忘れてしまったんですけれども、この委員会の中で、前回、情報公開請求の審査がありました。情報公開請求の審査請求があって、お話をしたと思うんですけれども、そのときに、私も意見として、例えば陳情を初めて出す方が、技術的なものが分からなくて却下される場合だとか、付議されない場合というのがあると思いますというお話をさせていただいて、そういった場合に、きちんと対応していただきたい、できるだけ丁寧にお願いしたいという要望をさせていただきました。
 そういったこともございまして、請願陳情のところでもいいですし、サイトマップのところでもいいんですけれども、問合せというものがあってもいいんではないかと、そんなふうに思っております。
 どのような企業であっても、どのようなホームページであっても、大体問合せというのがありますので、そういった形でちょっと親切に、都民の方に開かれるようにしていただければというふうに思います。要望です。

○早坂委員長 本日出席の全ての委員からご発言をいただきました。活発な議論、心から感謝を申し上げます。
 それでは、本件については、本日のご発言を参考にしながら、本日の説明のとおりに進めていただきたいと思います。

○早坂委員長 次に、公文書一部開示決定及び非開示決定に係る審査請求についてを議題といたします。
 東京都議会情報公開条例第二十四条第六項によりまして、本件に係る審議は非公開で行います。
 したがいまして、この際、委員、議会局職員、記録業務従事者以外の方はご退室をお願いいたします。

   〔午後四時一分非公開に入る〕
   〔午後四時二分非公開を終わる〕

○早坂委員長 それでは、これ以降の委員会は公開とし、速記録も公表されますので、ご了承願います。
 本日予定した議題は以上でございます。
 この際、何かありましたら、ご発言をお願いいたします。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○早坂委員長 よろしければ、これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後四時三分散会

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