東京都議会情報公開推進委員会速記録第五号

平成三十年十一月二十一日(水曜日)
第十四委員会室
午前十時三十分開議
出席委員 九名
委員長   栗下 善行君
委員長代行 岡本こうき君
      藤井あきら君
      大松あきら君
      高橋 信博君
      小松 大祐君
      白石たみお君
      宮瀬 英治君
      上田 令子君

欠席委員 なし

本日の会議に付した事件
常任委員会のインターネット中継について

○栗下委員長 ただいまから情報公開推進委員会を開会いたします。
 常任委員会のインターネット中継についてを議題といたします。
 常任委員会のインターネット中継については、本年六月から、総務委員会において試行実施されておりますけれども、試行状況について広報課長から説明いたさせます。

○傳法議会局広報課長 常任委員会におけるインターネット中継の試行状況についてご説明させていただきます。
 資料1をごらんください。
 昨年度の当委員会における検討結果を受けまして、総務委員会において、本年の第二回定例会から試行を実施し、委員会のライブ中継と録画を都議会ホームページ上で配信しております。
 総務委員会の開催される第一委員会室にカメラ二台と関連機器が設置され、委員会側の全景と執行機関側の二画面を発言の都度切りかえる方式で配信しております。
 また、開会前、休憩中、終了時には、テロップ画面にてその旨を配信しております。
 試行状況につきましては、資料2をごらんください。
 委員会開会日ごとのライブ中継配信ページへのアクセス数と月ごとの録画配信ページへのアクセス数を記載しております。
 次に、資料3をごらんください。インターネット中継の意義と今回の試行で明らかになった課題です。
 1、インターネット中継の意義についてでございますが、委員会の審議状況や請願陳情の各会派の意向の確認につきましては、当日の傍聴や委員会速記録によるものでしたが、ライブ中継等を視聴することにより、都議会に赴くことなく、その状況等を確認することが可能となっています。
 2、今回の試行で明らかになった課題と対応についてでございますが、十月三日の総務委員会の開会が予定の十三時に行われず、最終的に二十一時十五分まで延びましたが、この間、外部からライブ配信に関する問い合わせが幾つか寄せられました。
 今後は、このような場合、ホームページ上に開会や再開等がおくれている旨の案内を表示いたします。
 また、録画中継を委員会開会日の三日後から行っておりますが、前倒しを求める意見が寄せられました。これにつきましては、翌日配信することが技術的に可能であることを確認しております。
 そのほか、現在のところは問題なく配信が行われております。
 次に、資料4をごらんください。
 今回の試行にかかった費用は、機器の借り入れ、中継業務委託、合計で約四百七十万円でございます。
 説明は以上です。

○栗下委員長 説明は終わりました。
 それでは、試行状況に対する各会派のご意見をお伺いしたいと思います。
 順次ご発言を願います。

○岡本委員 ご説明ありがとうございました。
 通常の常任委員会の傍聴の最大が、二十人か四十人という制約がある中において、ライブ中継では非常に多数のアクセス数があったということ、これは大変意義が深いというふうに考えております。
 特に、十月二日においては千四百九十九件のアクセス数があった。このようなアクセス数というのは、通常の傍聴の方法では実現できないことでありまして、このライブ中継というのは非常に意義があるということを評価したいと思います。
 また、録画配信におきましても多数のアクセスがあったということで、これも通常の議事録では、公開に日数がかかっている状況下において、やはりたくさんの、早く状況を知りたいというニーズがあるということだと考えます。
 したがいまして、この試行において、やはりニーズがあるということが確認されましたし、これを試行から早期に、実際のインターネット中継の実施に移行していくということが必要だというふうに考えております。
 また、中継画面については二画面の配信方法ということで、これについても妥当性があると考えております。
 中継の試行について、我が会派の評価としては以上になります。

○大松委員 私どももこの中継の件につきまして、私もライブ中継を実際に見させていただきまして、二画面の中継によりまして、委員側そして執行機関側の、質問、答弁のやりとりが非常にわかりやすく理解ができたというふうに感じております。
 そしてまた、アクセス数につきましても、数百から最高で千五百の方がアクセスをされたということで、今後、インターネットを通して傍聴される方がさらにふえて、情報公開の効果が期待をされる、このように評価をしたいというふうに考えております。
 また、録画配信までの期間といたしましても、先ほどもお話がございましたように、議事録の公開を待つまでの時間を経ずに、三日後に配信もされるということで、また、さらには技術的に翌日の配信も可能であるというご説明もありましたので、今回の試行を通しまして、インターネットのライブ中継、情報公開上、大変効果があると評価をいたしたいと思います。
 以上でございます。

○高橋委員 今いわれたように、その効果はあると思います。その点は評価するんですけれども、これから総務委員会からほかの委員会等に行く場合に、まだまだ課題があると。
 例えば、ズームというか、図表とか何かそういった、総務委員会は余りないかもしれませんけれども、そういう場合に、ただ二画面は二画面でも、理事者側とこちらはいいんですけど、その中で一部分、ズーム機能とか何かそういう点も必要ではないかなと思うわけです。
 それから、私は全然見たことがないんですけれども、パブコメとか--要はだから、契約が三十日だとか何とかって、先にそれがきちゃってそのためにということであってはいけない。やはり慎重にやらなければいけないし、移行するには移行するだけの、今までの検証、それをしっかりやらないといけないと思います。
 それで、パブコメだとか、いろんな意見を聞いたのか、それから総務委員会でやってみてどうなのかなということも考えていますし、録画編集、あるんですけれども、例えば、委員会によっては夜中のというか、十一時、十二時になる場合もありますし、一時から長時間、問題によってはあるわけでございます。
 それを次の日に、それは可能なのかどうなのかという、録画というのはそのままそっくりやっているのか、私はよくわかりませんけれども、そういう技術的、あるいは十五委員会室でやるように編集とか何かということもあるのかもしれませんし、その辺のところの課題がちょっと心配されるので、その辺のところの検証。
 そしてまた、費用対効果というか、アクセス数は確かに委員会によってまちまちだし、案件によってもまちまちだと思いますけれども、費用をかけて、全委員会を最終的にやるんだろうと思いますけれども、アクセス数が少ないのに、例えば今、東京富裕論というのがありますよね、そして、次の年に全部配備しちゃったなんていうことよりも、私は二段階にやった方がいいと思う。
 例えば、今まで、連合審査会とか、そういう大きな問題のときは十五委員会室を使うということはあり得るわけなんです。その中間的に、例えば第四とか第十二とか十三、十四とか、決特だとかオリ・パラだとかそういうところの部屋があるわけだから、そういうところに、まず大きな部屋に配備をして、ほかの常任委員会が、それに必要な、関心のあることについてはそちらでそのときはやるとか何か、そういう方法も二段階にあってもいいのかなというのは思っております。
 試行の状況についてはそうなんですけど、あと、これから本格的に移行する場合は、次の議題になると思いますけれども、とりあえずそのようなことが心配なもので、慎重にやるべきではないかなというふうに思います。何も契約にこだわる必要はないと思います。
 ただ、実施の期日、実際に実行に移すのは決まっているかと思いますけれども、本来ですと今月の初旬に、本日の委員会をやって、少し期間を置いて、そして結論を出していけばいいんではないかと。でも、もう次は三十日ということになっているわけですので、もうちょっと慎重な検証が必要ではないかなというふうに思っています。

○白石委員 私からも、総務委員会の試行を受けまして意見を述べさせていただきたいと思います。
 今回の試行も受けまして、都議会が都民に対し、より開かれた議会になると評価をしたいというふうに思います。
 例えば、都民には請願や陳情を行う権利がありますけれども、その請願陳情がどうして不採択や継続となったのか、その理由を知ることは都民の当然の権利ですが、これまで都議会は、採択されたものだけが公開されると。継続や不採択となったものは、委員会の当日の傍聴に行かない限りはわからないということになります。
 他県の議会を見ると、三分の一の議会で不採択や継続になったものを公開しているということで、今回のインターネット中継により、傍聴に行けなくても、都民が審議状況を知ることや、それぞれの会派の意向なども公開されるということで、この観点からもインターネット中継の意義は非常に深いというふうに思います。
 同様に、議会の速記録の公開は、通常では三十日から五十日を待たなければならないということになりますけれども、インターネット中継により、いつでも知ることが可能になるということで、都政の透明化の観点からも重要であると。
 こだわるべきは都政の透明化だと。都民の知る権利を拡大していくということが、本委員会でも、重要な議題にもなりますので、ぜひインターネット中継を全常任委員会に早急に広げていただきたいというふうに思います。
 最後に、要望ですけれども、私も見ましたけれども、録画配信で審議状況や議員の発言などピンポイントで見たいということは多々あるというふうに思います。そういった際に、都議会、長時間になったりとかすることもありますので、それをピンポイントで合わせるというのはなかなか難しいということで、早送りや巻き戻しの機能を取り入れると、より都民が見やすくなるというふうに思いますので、ぜひご検討いただきたいというふうに思います。
 以上です。

○宮瀬委員 我が会派も、よかったのではないかなと。平日、普通に働いている方が都議会で傍聴するといったことはなかなかできませんので、意義があったのではないかなという点が一つ。
 もう一つは、ほかの委員からも話が出ていますが、議事録のアップまで相当時間がかかっていましたので、すぐ確認ができると。また、文字だけでは伝え切れない内容も、映像で見られますので、よかったのではないかなと。
 ただ、私もウエブサイトを民間企業で担当していたときもありましたが、いわゆるアクセス数というのはPVでありまして、いわゆるユニークユーザー、何人見ていたのかというのは、技術的には今回わからなかったと。
 カメラももうちょっと寄った方がいいかなと。ただ、費用との兼ね合いという大事なコストの観点がありますので、そこまでやる必要は私はないと思っておりますので、大変有意義な取り組みだったと思っております。
 以上です。

○上田委員 この試行については、かなりマスコミでも取り上げられましたし、また、都民にも全国的にも注目されましたLGBTを中心とした人権条例ですか、そこの部分に、恐らくこの十月二日、たくさん殺到して、関心を持たれているなということを都議会及び執行部の方も確認ができるということで、外的な都民への発信ということは重要でございますし、まず、本会議をインターネット配信することは、皆さん論をまたないところであります。私は、本会議も常任委員会も全く重さとしては同じだというふうに考えておりますので、ならしていく、本当に遅きに失しているぐらいな思いでおりました。
 また、一千四百九十九来ているのも注目ですが、役員互選、これも私は重要だと思いまして、役員互選って、私、議員になったときに、もうなれちゃったんで仕方がないというか、すごく不思議で、これ台本みたいに思ったりしたものであります。こうしたことも都民に見ていただくことで、我々の議会運営のあり方なども、外側から見ていただくことで内側から考え直していく、こうしたきっかけにもなろうかと思います。
 皆様、都民への配信の評価をおっしゃっておりましたので、私は、動画を配信して、録画をすぐに、これから改善ということで翌日に配信ということですが、委員会はご承知のとおり、多数のいる会派の方は別でしょう、でも、個人はほかの委員会に傍聴になかなか、同じタイミングでやりますので、議会によっては、ほかの議員が傍聴に行けるように常任委員会を全部ばらけてやるような地方議会もありますが、どうしても都議会ぐらいになりますと、重なってしまうとほかの委員会の傍聴を議員ができないという中、動画で見るということは、大変、都議会議員にとっても有意義だと思いますし、すぐに、私も、ほかの委員さんや自分がいったことですらも何をいったか、また、次の質疑の調査をしたい場合に、今までは議会局まで行って、録音を聞かせていただくというようなことがたびたびありました。
 これがもう、すぐに翌日から委員会の録画を見ることで、すぐに次の質疑、次の定例会、次の委員会の質疑に生かせるということで、これは都議会、都議会議員にとっては大変なメリットになるということから、全委員会での同時スタートをぜひお願いしたいと思います。ということで、大きく評価をさせていただきます。

○栗下委員長 発言は終わりました。
 ただいま各会派からご意見を頂戴しました。
 引き続きまして、この試行の結果、そして会派の意見を踏まえて、平成三十一年度以降の本格実施の方法について検討することになっておりましたので、次に、本格実施をする場合の具体的な時期や方法等についてご協議をいただきたいと思います。
 それでは、具体的な時期や方法等の案について広報課長から説明いたさせます。

○傳法議会局広報課長 それでは、常任委員会のインターネット中継の本格実施案についてご説明させていただきます。
 資料5をごらんください。
 実施対象は全ての常任委員会。インターネット環境を整備する委員会室は、常任委員会が開催される第一から第十二までの委員会室。配信画面は、試行と同様に、委員全景と執行機関側の二画面を発言の都度切りかえる方式。実施時期は、来年度前半に機器の設置等必要な準備を行い、平成三十一年の第三回定例会から実施。
 なお、本案で本格実施する場合、平成三十一年度は五千三百八十万円の経費を見込んでおります。
 資料6をごらんください。各委員会室の見取り図と座席数の資料でございます。
 説明は以上です。

○栗下委員長 発言は終わりました。
 それでは、本案について各会派のご意見をお伺いしたいと思います。
 順次ご発言をお願いします。

○岡本委員 先ほどの試行結果及びそれに対する評価を踏まえて、我々といたしましては、この本格実施案についても早期に実現を要望するものです。ぜひとも常任委員会全てについて早期に本格実施を実現していただきたいと思います。
 また、先ほど資料3でご説明のありました、今後の対応策、改善点として、開会、再開等がおくれている場合の案内を表示する、また、委員会の翌日にできることならば配信をするという、そうした今後の対応策も実施していただきまして、本格実施を実現していただきたいなと、そのように考えております。

○大松委員 私ども公明党も、先ほどの試行に対する評価を踏まえまして、提案をされております全常任委員会におきまして三十一年第三回定例会から実施をすることにつきまして、賛同をいたします。
 そして、問題点として指摘をされておりました、ホームページ上に開会、再開等が表示をされますように、また、録画配信までの所要の時間を三日後から翌日配信にされますように、要望をさせていただきます。
 以上です。

○高橋委員 私どもの方も、インターネットの中継だとか録画配信というのには、反対しているわけじゃなくて、ただやり方の問題で、ちょっともう少し細かい検討をしてやられたらいいんではないか。
 例えば、先ほどいいましたように、委員会によっては図面だとかいろんなものを出しますよね、そういうものをただ一つの大きな画面として、委員会もこのくらいの委員会じゃなくて、もっと人数が多い委員会もあるわけですよね、そういう場合に、ただこういうのではなくて、その方がわかりやすいのではないかなというふうに思います。
 そして、もう少し日にちを置いて、それを見た人の意見というか、今までも配信なり何なりもう実施をしているわけだから、その辺の意見をちゃんと聞いてみれば--誰に聞いたのかわかりませんけれども、やった結果の報告がありますけれども、もう少し意見を聞いた方がいいのではないかなと。
 そしてあとは、先ほどいいましたように、費用対効果で、アクセス件数、東京富裕論にも結びつくと。
 そして、私は二段階でやったらいいんじゃないか、早期ということは、必ずしも三十一年度、少なくともその次、その中間というか、その辺のところを、まず大きな部屋、第四だとか、十二、十三、十四だとか、そういう大きな部屋にして、やってもらうとか、何かそういうふうな検討。
 それから、映像の管理というのはどうなるのかななんて思いまして、その映像をどういうふうに管理していくのかなと、各委員会なんでしょうけれども。その辺のところも、録画編集、長時間の対応で、先ほど意見がありましたように、だらだらだらだら意見そのまま、例えば十時間とか何とか、そのままそっくり録画でやるのか、ある程度編集なり何なり見やすい形をとるのか、それにはやはり、前日夜の十一時とかやっていて、その次の日に配信は配信なんでしょうけど、その辺のところの問題だとか。
 あとは、私は委員として、現場というか、あした総務委員会があるそうなんですけれども、三十日までの間に総務委員会があるので、そこの現場、ただ、そのとき、同じ時期にほかの委員会もあるので、行ける人は--私はたまたまそのときにほかの委員会に入っていませんので、違う委員会ですので、ちょっと見に行こうかなと思ったりして、そうすると、議会局の報告は報告でいいんですけれども、私は委員としてまたその辺のところを見たら、問題点が見えるんじゃないかなと思って、そういう点を慎重にやりながら結論を出していけばいいと。
 大筋は大賛成でございます、インターネット録画の配信というのは。ただ、やり方について、もうちょっと時間が必要ではないかなというふうに思っております。
 以上です。

○白石委員 先ほども述べたように、都政の透明化の観点から、試行も受けまして効果の確認はできたということで、よって、全常任委員会に三十一年度から拡大するということは重要というふうに考えます。
 また、試行と同様に二画面の切りかえ方式で行うということも重要だと思いますので、ぜひこの提案のとおりにやっていただきたいというふうに思います。
 加えて、見やすさの改善というところでは、またやりながら、都民の意見も聞きながら、それは順次やっていけばいいということで、やはり重要なのは都政の透明化だということも強調させていただいて、ぜひこの提案どおりに進めていただきたいというふうに思います。

○宮瀬委員 私ども会派でも、一年後では遅いぐらいなんじゃないかなと思っております。いろいろ課題もあると思いますが、やりながら改善をしていくというのがいいかと思います。
 以上です。

○上田委員 先ほど申し上げましたが、遅きに失している状況の中では、一刻も早く実現をしていただきたいということで、導入には大きく賛同をする次第でございます。
 我々もタブレットがこれから導入をされるので、そちらとの連動と、先ほどの資料が見られないんじゃないかというところも、そういったものを使って、皆さんにもお示しするような工夫などもできるかと思いますので、ぜひ早急に進めていただきたいと申し上げまして、賛同ということで意見を述べさせてもらいます。

○栗下委員長 発言は終わりました。
 きょうお示しをした本格実施案について、各会派からご意見をいただきましたけれども、本案について、おおむねの会派においては、来年度からのこの案どおりの実施についてご賛同いただいているものと思いますが、自民党さんから、それとは違った、段階的に導入をすべきではないかといったご提案もいただきました。
 それについて、来る三十日の委員会でしっかりと議論を行った上で、平成三十一年度の本格実施の方法について、委員会の意向を決定してまいりたいと思っております。
 その際に、できる限り具体的な議論を行っていくために、きょうご提案をいただきました段階導入案について、できる限り具体的にご説明をいただきたいんですけれども、例えばどの委員会室に平成三十一年度は入れるのかですとか、どうやってその委員会室で運用していくのかですとか、あるいはそれ以降の拡大、高橋委員も最終的には全ての委員会室に入れるんじゃないかというお話もありましたけれども、どういうふうに拡大について決めていくのか等々についてもお示しをいただければ、自民党さん、お願いできますでしょうか。

○高橋委員 先ほど意見表明というか、会派の意見で述べたとおりでございまして、通常の委員会の委員会室は決まっていますけど、それ以外の特別委員会、第四委員会室とか、十二とか十三とか十四とか、ここも十四なんですけど、そういうところに、例えば連合審査会とかそういう場合もあるし、ちょっと大きな部屋、十五委員会室でやるまでもないんだけれども、ちょっと大きなところでやるとかということも考えて、そういうところからまずやってもいいんではないかなというふうな思いでございます。
 以上です。

○栗下委員長 平成三十一年度に、どのお部屋に入れるというふうなご検討ですか。

○高橋委員 平成三十一年度に、今いった部屋……

○栗下委員長 十二、十三、十四ですか。

○高橋委員 と四ですかね。

○栗下委員長 ごめんなさい、もう一度ご確認します。

○高橋委員 四と十二と十三と十四のあたり。

○栗下委員長 四と十二と十三と十四で導入をして、大切な議論の際にはその部屋で行う。

○高橋委員 そうですね。

○栗下委員長 その大切な議論というのはどのように、その基準は。

○高橋委員 都民の関心がある、あるいは議会として関心がある課題のときですね。あとは連合審査会とか。

○栗下委員長 関心があるというのはどういうふうに、例えばどの会議体で決めるとか、そういったところのご検討は。

○高橋委員 その辺のところは私よくわかりませんけれど、理事会なり議運なりの要請なり、何かその辺のところで、委員会で決める。例えばLGBTとか、そういうふうな世間でみんな関心を持っているとか、そういうときには大きな部屋でやるとか。
 もちろん一遍に全部配備しちゃっても、それはそれで最終的にそうなるんだろうけれども、ただ、東京富裕論というか、いきなりやって、そして一遍に次の年に配備しちゃったというのは、全国の議会がうらやましいというか、規模が全然違うのは違うわけですよね、全国の道府県議会というのは違うと思いますけれども、そういうことも一つの案ではないかなというふうに、二段階ということでございます。

○栗下委員長 ぜひその案もしっかりと議論させていただきたいと思っておりますので、あとは、最終的に全委員会室に広げるとすれば、それについてはその後どういうふうに検討されるかということについて。

○高橋委員 最終的には全委員会室にはなるんでしょうけど、ただ、運用の仕方というのをやはり研究しなきゃいけないと思います。その辺はどこでどういうふうにやるのかちょっとわかりませんけど、映し方だとか、ズームだとかをその発言者にこうやるとか、その辺ができるかどうかというのは技術的に、ただ一画面を今はやっているだけですよね、そういう運用だとか、あと時間とか何かその辺のところが、まだ、実際にこれから、先ほどありましたようにやりながら検討していくというのも手だと思いますけれども。

○栗下委員長 その画面の使い方とか方式についても、まだ検討の余地があるというお考えですか。

○高橋委員 あと録画の配信のことですね。先ほど出ていましたけど、そういうことも考慮に入れながら。

○栗下委員長 承知いたしました。
 では、今お聞きしたものと、あとはまたしっかりと整理させていただいた上で、三十日に(高橋委員「とにかく三十日までに」と呼ぶ)はい。検討を進めさせていただきたいと思います。
 それでは、本件につきまして、ご提案いただきました段階実施案の検討も含めて、次回の委員会において改めてご協議をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 本日予定していました議題は以上であります。
 この際、何かございましたならばご発言願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○栗下委員長 よろしければ、これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午前十一時一分散会

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