第32回オリンピック競技大会及び第16回パラリンピック競技大会東京開催の成功に関する決議

 スポーツには、青少年の心身の健全な発達や健康増進など都民・国民生活の質の向上や都市の活性化にも寄与する大きな力がある。
 オリンピック競技大会及びパラリンピック競技大会は、スポーツの祭典の中でも、最大規模の大会である。2020年の東京開催は、都民、国民がスポーツに親しむ機会を広げるとともに、オリンピック憲章に基づき、スポーツを通じて日本と世界の人々が友情と相互理解を深め、平和な社会の構築にもつながる、大変意義深いものである。
 また、7年後の大会の開催は、都民、国民に元気と夢、希望を与えるとともに、東日本大震災からの復興のシンボルともなる。
 さらに、パラリンピック競技大会の開催は、バリアフリーやユニバーサルデザインの浸透による障害者が暮らしやすい社会の実現、誰もが相互に人格と個性を尊重し合う共生社会の実現につながる。
 東京、日本の輝かしい未来を切り開く契機となる第32回オリンピック競技大会及び第16回パラリンピック競技大会は、政府、経済界、JOCを始めとしたスポーツ界などとともに、多くの力を結集して臨むべきである。
 よって、東京都議会は、執行機関と車の両輪として、日本に元気と勇気をもたらし、世界中の人々に夢と感動を与えてくれる2020年東京大会の成功に向けて、全力で取り組んでいくものである。
 以上、決議する。
 平成25年10月11日
東京都議会
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