北朝鮮によるミサイル発射に対する抗議決議

 3月24日、北朝鮮は、新型の大陸間弾道ミサイルと考えられるミサイルを発射し、我が国の排他的経済水域内に落下したものと推定される。
 今回の行為は、国連安全保障理事会の決議に違反するものであり、我が国の安全保障にとって深刻かつ重大な脅威である。
 度重なるミサイルの発射は、国際社会の一致した平和的解決への強い意思を踏みにじるものであり、断じて容認することはできない。
 さらに、北朝鮮は、核実験の再開も示唆しており、これは日本のみならず北東アジア及び国際社会の平和と安全を著しく脅かすものである。
 よって、東京都議会は、北朝鮮の行為に対し厳重に抗議する。また、政府においては、北朝鮮が断じてかかる行為を繰り返すことのないよう国際社会と連携し、北朝鮮への制裁措置を完全に履行するとともに、拉致・核・ミサイルといった諸懸案解決に向けた強力な外交を展開し、断固とした対応を採るよう強く求めるものである。
 以上、決議する。
 令和4年3月25日
東京都議会
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