今回のフラワーアレンジメントは、ハンガーを使ったクリスマスリースのアレンジです。ハンガーのフックがあるので、どこでも飾れるのがポイントです!
・ヒバ(不滅) ・まつぼっくり(慈悲)
ヒバは別名、ヒノキアスナロと言い、北海道渡島半島から本州の日光まで分布しているヒノキ科アスナロ属の針葉樹です。ヒバの木材は住宅として広く利用され、またヒバからとれる精油には抗菌作用があり、化粧品などに使われています。 まつぼっくりは球果(きゅうか)といって、松の他にも杉やひのきなどの針葉樹だけにできます。 何気なく飾っているクリスマスリースですが、実は、クリスマスリースの赤は太陽の炎、緑は農作物の成長を表しています。また、まつぼっくりは豊穣多産を意味するそうです。 玄関や居間などに飾って、クリスマス気分をさらに盛り上げてみませんか?また、箱に入れれば立派なプレゼントにもなりますよ!
リース台を作ろう!“身近な物でクリスマスリースを作ろう”-ハンガー編-
ハンガーを円形にします。(ヒバを巻くので、多少歪んでいても大丈夫です)
包装紙を5から6センチメートル位の幅に細長く切り、ハンガーに巻き付けていきます。
ハンガーのフックの部分にリボンを巻き付け、完成です。
今月のアレンジメント-ヒバ&まつぼっくり編-
ハンガーに小分けしたヒバを巻き付けていきます。この時、一方の方向に向って巻き付けていきましょう。(左、右、どちらからでも大丈夫です)セロハンテープや針金などで枝の部分をハンガーにしっかりくくり付けましょう。
緑のリボンを間隔をあけながら巻き付けます。
次に、赤のリボンを緑のリボンに重ならないように注意しながら同じように間隔をあけながら巻き付けましょう。
最後にまつぼっくりを針金でハンガーにしっかりくくり付けて完成です。
●今回は、ヒバを使いましたが、ヒバの代わりに布などを巻いたりしても違う雰囲気が楽しめます。 ●ドライオレンジや鈴などをつければより個性豊かなアレンジになります。 ●今回はリースの台をハンガーにしましたが、みなさんの身近な物を利用して、自由な発想で楽しく アレンジしてください。
用語、キーワードなどについては5月号の“花のある暮らし”を参照してください。