気軽にアレンジ!花のある暮らしVol.1
これから一年間、「花のある暮らし」と題し、誰でも気軽にできるフラワーアレンジメントをご紹介いたします。
第1回目は、知っておくと役立つ花の豆知識をご紹介いたします。
フラワーアレンジ完成例
(予算:1000円)
皆さんが普段、花を目にした時、一番記憶に残るのは色ではないでしょうか?それぞれのもつイメージを上手に活用して暮らしのスタイルを演出してみては?
色について
配色について
花を楽しむキーワード
色について
ピンク ピンクは人の心を和ませる色。いろいろな種類のピンクがありイメージも様々。一般的に優しく穏やかな印象です。 緑色 安心感を与えてくれる緑色。落ち着いた印象を与え、健康的でさわやかなイメージです。
赤 赤は力がみなぎるエネルギーの色。
そのイメージは、情熱、活気、熱心など。人を元気づける色です。
青 男女問わず人気の高い色、青。知的で涼やかなイメージ。集中力を高める色とも言われます。
オレンジ オレンジは人々を明るく元気にしてくれます。活発、喜び、楽しいなどのイメージですが、合わせ方では落ちついた雰囲気に。 紫 紫のもつイメージには、気品、優雅といったイメージから、可憐、清潔感など様々。また、高貴なイメージも。
黄色 軽やかで楽しいイメージのある黄色は、子供にも人気の高い色です。薄い黄色は可憐で初々しい印象を与えます。 白 白は清潔で、素直なイメージ。どの色とも相性が良く、色と色との調和を保つ、とても貴重な色です。
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配色について
モノクロマティック モノクロマティック配色
1つの色の濃淡で構成された配色
静かで、繊細なイメージ。
アナロガス アナロガス配色
となりあっている類似色を使った配色です。調和のとれたリズミカルなイメージ。
トライアッド トライアッド配色
カラーサークルの上で、等間隔にある3色の組み合わせ。個性的なイメージです。
コンプリメンタリー コンプリメンタリー配色
カラーサークル上で180度の位置の色の組み合わせ。強いコントラストで印象的なイメージ。
いかがですか?これらの色の組み合わせで思い思いのイメージを演出してみましょう。
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花を楽しむキーワード
【水揚げ】(みずあげ)
花を長く楽しむための給水処理。一口に水揚げといってもいろいろな種類があります。
水切り法
水切りとはさみやナイフで茎(ステム)を水の中で切る方法です。ほとんどの花に適した方法です。
良くきれるはさみ等で切らないと、かえって水の給水が悪くなります。
水折り法
水の中で茎の下の方を手でひねりながら折ります。菊やりんどう、ユキヤナギなどに。
湯揚げ法
時間がない時などに。花にお湯がかからないように注意し、茎の下(2~3cm)に熱湯につけます。
5秒から30秒くらいですが、花によって異なります。お湯から出したらすぐ水に入れます。マーガレット、ダリア、カーネーション、カスミ草などに。
根元を焼く方法
水が上がりにくい花向きのこの方法は、バーナーなどで花の切り口を炭状になるまで焼きます。その後、すぐに水に入れましょう。ぼたん、しゃくやく、あじさいなど。
【アレンジ】
いろいろな形がありますが、主なものにトライアングル、ドーム、ホガース、クレッセント、S-シェイプ、L-シェイプ、オーバル、ホリゾンタルなどがあります。
【給水スポンジ】
オアシス、アクアフォームとも。水を含ませて使用します。ナイフなどで器に合わせて簡単にカットでき、そこに花を刺したりして使用します。一度穴があくともとには戻らないのでご注意。
【ベース】
花器の事。花器としていろいろな形のものが市販されていますが、家庭にあるものを利用しても。例えば、ガラスの器やプレートやカップなど。竹かごなどには耐水性のあるセロファンをひいて利用できます。
【フォーカルポイント】
アレンジメント作品の視覚上の焦点のこと。
【メカニカルフォーカルポイント】
アレンジメント作品の機構上の焦点のこと。すべての茎が集まる点のこと。
【ファンデーション】
土台、基礎のこと。
【テクニック】
花材を直接刺したり、ワイヤーをかけたり、または手で束ねる、組み込むなどのテクニックがあります。専用接着剤(グルー)で付けたりもします。
他にもいろいろなキーワードがありますが、誰でも気軽にできることがポイントのこのコーナーでは、スタイルにとらわれず、楽しめるアレンジメントをご紹介しますのでおたのしみに!
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