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【水揚げ】(みずあげ)
花を長く楽しむための給水処理。一口に水揚げといってもいろいろな種類があります。 |
●水切り法
水切りとはさみやナイフで茎(ステム)を水の中で切る方法です。ほとんどの花に適した方法です。
良くきれるはさみ等で切らないと、かえって水の給水が悪くなります。 |
●水折り法
水の中で茎の下の方を手でひねりながら折ります。菊やりんどう、ユキヤナギなどに。 |
●湯揚げ法
時間がない時などに。花にお湯がかからないように注意し、茎の下(2~3cm)に熱湯につけます。
5秒から30秒くらいですが、花によって異なります。お湯から出したらすぐ水に入れます。マーガレット、ダリア、カーネーション、カスミ草などに。 |
●根元を焼く方法
水が上がりにくい花向きのこの方法は、バーナーなどで花の切り口を炭状になるまで焼きます。その後、すぐに水に入れましょう。ぼたん、しゃくやく、あじさいなど。 |
【アレンジ】
いろいろな形がありますが、主なものにトライアングル、ドーム、ホガース、クレッセント、S-シェイプ、L-シェイプ、オーバル、ホリゾンタルなどがあります。 |
【給水スポンジ】
オアシス、アクアフォームとも。水を含ませて使用します。ナイフなどで器に合わせて簡単にカットでき、そこに花を刺したりして使用します。一度穴があくともとには戻らないのでご注意。 |
【ベース】
花器の事。花器としていろいろな形のものが市販されていますが、家庭にあるものを利用しても。例えば、ガラスの器やプレートやカップなど。竹かごなどには耐水性のあるセロファンをひいて利用できます。 |
【フォーカルポイント】
アレンジメント作品の視覚上の焦点のこと。
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【メカニカルフォーカルポイント】
アレンジメント作品の機構上の焦点のこと。すべての茎が集まる点のこと。 |
【ファンデーション】
土台、基礎のこと。 |
【テクニック】
花材を直接刺したり、ワイヤーをかけたり、または手で束ねる、組み込むなどのテクニックがあります。専用接着剤(グルー)で付けたりもします。 |