今回はペットボトルで作る、かわいい ひな祭りのアレンジメントを紹介します。
・桃の花(あなたのとりこ) ・スイートピー(恋の愉しみ) ・菜の花(快活)
3月3日ひな祭り。女の子の幸福や成長を願う行事で、「桃の節句」とも言います。ひな祭りの起源は、身のけがれや災いを人形に移して、川に流して厄払いしたという古代中国の風習にあると言われています。 ひな祭りに欠かせない花である桃の花は中国原産のバラ科の植物です。4月頃に葉に先立って花が咲き、7月頃に果実が熟します。 菜の花はヨーロッパ原産のアブラナ科の植物です。もともとは植物油の原料として栽培されていましたが、最近ではいろいろなところで黄色のじゅうたんの菜の花畑を目にするようになりましたね。 スイートピーは地中海沿岸原産のマメ科の植物。春を代表する花の一つです。ピンクの他にも白や赤、紫などの色もあり、用途に合わせて選んでみてはいかがですか?
器を作ろう!“ペットボトルがひな祭り気分を盛り上げる器に変身!” -ペットボトル編-
ペットボトルの上をカットします。(底が安定するよう、四角いボトルを選びましょう)
水にしっかりと浸した給水スポンジをボトルに入れます。(ボトルのキャップはつけておきます)
和紙を少しずらして重ね、ボトルの上を開けるようにしてキャップ側をリボンで結びます。
反対側もリボンで結び、上面を少し開いておきます。これで器の完成です。
今月のアレンジメント-桃の花&スイートピー&菜の花編-
給水スポンジの奥側に、小分けした桃の花を間隔を開けながら差し込みます。
次に、菜の花をスポンジの手前側に差し込みます。桃の花が隠れない様に、やや低めにカットして差し込むと、高さが出てバランス良くまとまります。
桃の花よりやや低めにカットしたスイートピーを両側に差し込み完成です。
●今回は、和紙を使いましたが、お菓子の包装紙やラッピングペーパーなどを使ってもよいでしょう。 ●今回は器をペットボトルにしましたが、みなさんの身近な物を利用して、自由な発想で楽しくアレンジしてください。
用語、キーワードなどについては5月号の“花のある暮らし”を参照してください。