毎日暑い日が続いて食欲も落ちがちになり、ついつい食材をダメにしてしまうこと、みなさんもありませんか?まるまる一本残ったフランスパンを利用して、今回はこんな一風変わったアレンジメントはいかがでしょう。
・オーニソガラム(純潔さ) ・スプレーバラ(愛情) ・トルコキキョウ(優美)
オーニソガラムはヨーロッパで人気が高く、花壇でもよく見かけるユリ科の花。いろいろな種類があってそれぞれに魅力的ですが、今回は爽やかに白いオーニソガラムを使います。 小振りなかわいさで人気の高いスプレーバラは、一茎に数個の花のついたもの。スタンダードバラと比べると花は小さいですが、まとめてアレンジするとボリュームがでます。 器のフランスパンは今回はベーシックな細長いものを使いましたが、他にも丸型などでもまた変わった雰囲気が楽しめます。
器を作ろう!“一風変わった再利用アレンジ”-フランスパン編-
フランスパンの中心に5cm×10cm位の切り込みを入れます。パンをしっかり固定して手を切らないように注意して下さい。
パンの底が抜けないように、切り込み部分をくり抜きます。給水スポンジを安定させるため、5cm位の深さまでくり抜いて下さい。
くり抜いた部分にラップやビニール等をひいて水漏れをふせぎ、その上にあらかじめ水に浸しておいた給水スポンジを穴に合わせて入れます。
フランスパンをキャンディーのようにハンカチでくるみます。両サイドを輪ゴムでしばり、リボンやヒモで結んで完成です。
今月のアレンジメント-オーニソガラム編-
パンの長さ程度にカットしたオーニソガラム一本を給水スポンジの中心に深く差し込みます。次に、パンの半分の長さよりやや短くカットしたオーニソガラムをオアシスに斜めに差し込み、L字型(Lシェイプ)で構成します。
次に、トルコキキョウをハサミで数本に分けます。背の高さに長短を出しながら、オーニソガラムのまわりに差し込んでいきます。この時、L字が三角にならないように注意して差し込んでいきましょう。
スプレーバラも、差しやすいように小分けにし、トルコキキョウよりもやや短くカットします。中心にバラの表情を出すように差し込んでいき、メリハリを出しましょう。
●給水スポンジに水を含ませる時は、水の入った容器に浸して吸収させて下さい。(給水スポンジは花屋さんなどで手に入ります) ●スプレーバラは他にもいろいろなカラーがあります。雰囲気に合わせてお好きな色でアレンジして下さい。 ●今回は器をフランスパンにしましたが、みなさんの身近な物(ティッシュの空き箱等)を利用して、自由な発想で楽しくアレンジしてください。
用語、キーワードなどについては5月号の“花のある暮らし”を参照してください。