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第4回定例会・一般質問(要旨) 12月12日

倉林 辰雄 議員(自民党)


 動物由来感染症の安全対策を市町村合併へ支援を


    狂犬・狂牛病対策
    3市の視察
    多摩都市モノレール
    村山下貯水池の堤体強化
    市町村合併
    東京スタジアム

狂犬・狂牛病対策

 〔1〕食肉検査において最も重要な特定危険部位の排除、確認検査は具体的にどの様に行われ、食肉の安全確保が図られているのか。
 〔2〕世界中の多くの国が狂犬病発生国であり、狂犬病が発生した場合、都の体制はどうか。
 〔3〕動物由来の感染症の統一的、一元的な危機管理体制を確立することが急務である。所見を。

衛生局長 〔1〕食肉衛生検査所のと畜検査員が獣医師の専門的立場から、特定危険部位の除去について厳密に確認し、焼却処分を行っている。  
 〔2〕都内で万一狂犬病が発生した場合には、狂犬病予防法に基づき、狂犬病に罹患し、それが疑われる犬にかまれた人に対しては、都内医療機関でワクチン接種を行う体制が整っている。  
 〔3〕平成11年5月に策定した都衛生局健康危機管理対策基本指針に基づき、動物由来の感染症が人に発生した場合は、早期に具体的な対応が出来る総合的な危機管理体制を整えている。


3市の視察

 〔1〕東村山市、東大和市、武蔵村山市の3市地域を実際に視察した率直な感想を伺う。
 〔2〕視察を通して見た、この地域の都市基盤整備の取組について、知事の所見を伺う。

知 事 〔1〕非常に水と緑に恵まれたすばらしい環境にある地域であり、今後の発展の可能性を有する地域であることを改めて感じた。
 〔2〕南北道路や多摩都市モノレールの整備が、交通利便性の向上に貢献していると認識した。


多摩都市モノレール

 〔1〕昨年10月に早期事業化を目的に発足した計画調整会議でのこれまでの検討状況と、モノレール延伸の今後の取組について伺う。
 〔2〕上北台から旧国道16号線と立体交差する箱根ヶ崎アンダーパスの新青梅街道拡幅の都市計画変更の考え方と今後の予定を伺う。

都市計画局長 〔1〕最新のデータに基づいた輸送需要や運行計画、更には適正な規模の施設や設備の計画等について論議を行っている。
 〔2〕今後、沿線のまちづくりの動向を見極め、モノレール事業についての地元市町との役割分担を明確にし、関係者間で調整を図る。


村山下貯水池の堤体強化

 〔1〕村山下貯水池堤体強化について、現在の検討状況と工事着工の時期を伺う。
 〔2〕事業を進めるに当たり、地域住民との協調や連携をどう考え、どの様に配慮するのか。

水道局長 〔1〕現在、技術検討委員会で検討中であり14年1月に工法決定予定。工事着工時は14年秋を予定している。
 〔2〕地域住民の意見や要望を承りながら、都民に親しまれる施設となるよう進めている。


市町村合併

 都は、PRなど、これまでの普及啓発型の取組に加えて、全庁的な立場から支援の姿勢を明確に示すべきだと考えるが、所見を伺う。

総務局長 市町村や都民への普及啓発に引き続き努めるとともに様々な課題に対応する「東京都市町村合併支援本部」を設置している。


東京スタジアム

 〔1〕多摩地域のみならず、東京のスポーツ、文化の拠点としての機能を果すには、経営基盤の安定が不可欠。どの様な経営方針か。
 〔2〕今後、スポーツ施設以外の分野で、「ネーミングライツ」を活用していく考えがあるか。

多摩都市整備本部長 〔1〕新たに施設の名称に企業の名前やブランド名をつける「ネーミングライツ」を導入する。これにより、経営基盤の安定、施設の充実、利用者へのサービスを向上させ、スポーツ・文化の拠点となると考えている。

総務局長 〔2〕幾つかの課題があるが、歳入確保のための斬新で有効な手法であり、今後、他施設での導入についても検討していく。

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