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大西 由紀子(ネット) 子どもたちの未来に健康なまち東京を 子どもの環境衛生 有害化学物質対策 八ツ場ダム
子どもの環境衛生
これまでの産業中心社会は、私たちの周りにダイオキシンや環境ホルモン、そして多様な有害化学物質に囲まれる環境を作り出した。こうした物質は、花粉症やアトピー、そして化学物質過敏症との関連性が指摘されており、まず、子どもへの影響を危惧せざるを得ない。塩ビのおもちゃや環境ホルモンが溶出する食器を口にし、ホルムアルデヒドが飛散する室内に置かれるという状況である。リスクは複合的で総合的であり、国の施策の遅れは否めない。未然防止を柱とした、条例による都独自の子ども基準の設定などを積極的に検討すべきである。 |
有害化学物質対策
〔1〕昨年12月に当時の厚生省は、ホルムアルデヒドなど、室内空気中化学物質の室内濃度指針値及び総揮発性有機化合物の室内濃度暫定目標について通知した。都は、国の動きを受け、今後どの様に施策を進めるのか。 |
八ツ場ダム
〔1〕東京の水政策は、水源を他県に依存する中で、都市の貴重な水源である地下水や雨水利用への取組は、なかなか進んでいない。一方、都市用水の需要実績が横ばいとなり、人口予測も頭打ちの中、水需給計画の需要予測が過大になっている。また、水道の配水量が減少傾向に転じているにもかかわらず、過大な流域総合計画が推進されている。私たち生活者ネットワークは、水需要計画を見直し、事業評価し、八ツ場ダムなど、ダム計画の中止を提案してきた。今回、八ツ場ダムの工期延長のみの計画変更が提案されている。しかし、計画の前提である洪水水量は、はるか50数年前のものであり、首都圏を含む5県の人口予測も2010年をピークに減少が予測されており、ダムが完成したときには、その必要性が疑問視される。こうした計画策定時からの条件変更が基本計画になぜ反映されないのか伺う。 |
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