予算特別委員会　総括質疑（要旨）　3月16日

　哲学、理念、戦略なき今の日本が日本全体に閉塞感を漂わせていると思うが、いかがか。

知　事　自分の責任など本質的な課題を考えようとしない風潮が蔓延した結果だと思う。

　〔1〕臨時的財源対策でなく歳出削減で対応せよ。
　〔2〕13年度予算編成でのシーリングの意義は。

財務局長　〔1〕歳入歳出両面で見直しを行い、財源確保に努めたが、財源不足となった。やむを得ない措置として臨時的財源措置を講じた。
　〔2〕単なる経費節減にとどまらず施策や事業の見直しを進める上で有効な手段として活用した。

　〔1〕都市基盤の質的向上に行政として取り組め。
　〔2〕道路づくりにあたり環境への配慮の変化は。

都市計画局長　〔1〕都民のゆとりある生活実現のため、生活者の視点に立った社会資本整備や住環境の確保に積極的に取り組む必要がある。
建設局長　〔2〕東京の道路行政は環境保全の面でも常に時代の要請に応え全国をリードしてきた。今後も新たな都市環境を積極的に創出していく。