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第1回定例会・一般質問(要旨)

織田 拓郎(公明党)


   都営住宅の募集枠拡大等で高齢者・障害者へ配慮を


    少子高齢化
    都営住宅
    交通対策
    補助26号線の整備
    動物愛護推進員

少子高齢化

 〔1〕高齢社会の深まりで、旧養育院板橋キャンパスの役割は重要さを増すが、各施設の運営主体が異なった場合、施設の役割をきちんと担えるのか。また、連携に不都合が生じないのか。
 〔2〕板橋老人ホームやナーシングホームでは、居室環境が国基準を下回っているところもあり、好ましくない。一刻も早く施設整備が必要だ。
 〔3〕より多くの事業者が自らのサービス情報を提供できるように、情報提供を充実すべきだ。

高齢者施策推進室長 〔1〕これまでの蓄積を生かし、都の役割を果たしていく。また、運営主体が異なることとなっても、協定の締結などにより緊密な連携を保ち、都民の期待に応えていく。
 〔2〕居室改善等を実施し、入所者の処遇の改善を図るとともに、従前の計画を見直す。
 〔3〕多くの事業者が、最新情報を入力するよう、研修等の機会を呼びかけ、情報充実に努める。


都営住宅

 〔1〕老朽化に対応して建替事業を進めることは、重要な柱の一つである。都営住宅の建替事業を都はどの様に進めていくのか。
 〔2〕都営住宅は、高齢者や障害者などの住宅に困窮する都民に供給されるべき。特に、募集では、優遇抽せんなどの改善が必要と考えるが。

住宅局長 〔1〕都営住宅等ストック総合活用計画を策定し、建替事業の計画的な推進を図る。
 〔2〕来年度からは、ポイント方式による募集割合を高めるなどにより、真に住宅に困窮する都民に、より一層配慮した募集をしていく。


交通対策

 〔1〕交通事故は、命と健康を害する脅威と考えるが、交通安全対策への基本的認識を伺う。
 〔2〕都は、現在、東京都交通安全計画を策定中と聞いているが、同計画に高齢者の交通事故対策を重点として盛り込むべきと考えるが。
 〔3〕最近、交通環境も大きく変化し、軽微に見える事故も増えている。高齢者などには重大な影響を及ぼす事故に対し、実効ある対策がつくられるような仕組みを考えるべき。所見を伺う。
 〔4〕自転車道の整備は、自転車走行の安全確保となり、整備が急がれる。今後の都の自転車道の整備の方針と、現在の取組状況を伺う。

知 事 〔1〕これまで交通安全運動など、施策の推進に努めてきたが、今後一層、区市町村などと連携し、事故防止対策に力を注ぐ。

生活文化局長 〔2〕都は、現在策定中の第7次交通安全計画において、高齢者に配慮した道路交通環境の整備などを盛り込む。
 〔3〕警察などとも連携し、地域の中で正しい通行方法の普及啓発などを推進していく。
 〔4〕既存の道路空間を活用し、自動車や歩行者との分離を基本とした自転車道ネットワークの形成を図り、施策の推進をしていく。


補助26号線の整備

 板橋区を起点に品川区に至る環状道路だが、今日でも全計画の半分も完成していない。この際、事業を見直すべきだ。

建設局長 再開発事業の見直しと再構築に着手したところで、地元区と連携を図っていく。


動物愛護推進員

 昨年12月に改正動物愛護法が施行され、都道府県知事等は、動物愛護推進員を委嘱することができることとなった。都は、この動物愛護推進員の委嘱にどう取り組むのか。

衛生局長 来年度に動物愛護の協議会を設置し、検討協議を開始する。その結果を踏まえ、早期に委嘱を行い、愛護推進に取り組む。

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