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第1回定例会・一般質問(要旨)

吉野 利明(自民党)


   地域スポーツクラブの設置を旅券窓口サービス時間延長を


    多摩地域の道路整備
    東京スタジアム
    保育サービス
    結核対策
    心の東京革命
    旅券窓口のサービス拡大

多摩地域の道路整備

 〔1〕調布保谷線の整備が重要であると考えるが、全線を通しての完成予定について伺う。
 〔2〕現在未着手の三鷹―武蔵野区間の早期事業化をすべきと考えるが、見通しを伺う。
 〔3〕調布保谷線は環境施設帯を設置するとしているが、今後、整備へどう取り組むのか。

建設局長 〔1〕東八より南側については、早期に効果を発揮させるよう、段階的に供用する。
 〔2〕地元市などと合意形成に努め、昨年10月に都市計画変更を完了しており、14年度から事業化を図る。
 〔3〕地元市や沿道の方々との意見交換の場を設けて、具体的な構造の検討を進めていく。


東京スタジアム

 〔1〕競技場収容可能規模が5万人であることを考えると、十分なアクセス対策が必要。輸送をどう確保しようとしているのか伺う。
 〔2〕中央線三鷹駅からの交通アクセスが弱体なのではないかという危惧を持っているが。

多摩都市整備本部長 〔1〕臨時バスの運行を予定するなど、来場者を安全でスムーズに輸送できるよう関係者との調整を行っている。
 〔2〕駅とスタジアムとを結ぶシャトル便を運行する予定であり、支障が生じないと考える。


保育サービス

 〔1〕都は、独自の認証保育所制度を構築し、保育サービスの多様化を図ろうとしているが、この制度の基本的な考え方と取組方針を伺う。
 〔2〕保育サービスの充実のため、多様な運営主体の参入を図っていくべきと考えるが。
 〔3〕認証保育所制度の創設をはじめとする、これからの保育施策充実について所見を伺う。

知 事 〔3〕子育てと仕事の両立への都民ニーズに応えることが不可欠。来年度都独自の認証保育所制度を創設し、環境整備を目指す。

福祉局長 〔1〕独自の認証保育所制度は、利用者本位のサービスを提供するもので、中でも、駅前保育所について、平成16年度までに都内で50か所の開設を目指し取り組んでいく。
 〔2〕本年度から、認可保育所に株式会社等の参入を認め、運営主体の多様化を図る方針だ。今後も、保育サービスの充実を図っていく。


結核対策

 〔1〕一般の救急病院で結核の緊急患者の受入れができる病床の整備を新たに開始したとのことだが、その整備状況について伺う。
 〔2〕緊急に受け入れた結核が疑われる患者が結核と診断された場合、早期に専門病院に転院する体制が必要だが、整備をどう行うのか。
 〔3〕結核患者が安心して療養できるために、今後、どう医療提供体制を整備するのか。

衛生局長 〔1〕一般の救急病院において院内感染を予防する病床を整備する緊急一時入院施設整備補助事業を本年度開始した。
 〔2〕本年度、連絡会を設置し、その検討結果を踏まえ、円滑に転院させるネットワーク体制を整備し、近日中に運用を開始する。
 〔3〕本年度から新たに結核病棟も対象となった国の医療施設近代化施設整備補助事業を活用し、結核病棟の整備に取り組んでいく。


心の東京革命

 〔1〕子どもたちの体験、経験を豊かにするような施策の充実を望むが、所見を伺う。
 〔2〕スポーツを通じた子どもの育成が有効である。地域スポーツクラブなどを支援せよ。
 〔3〕多くの都民が家庭や地域で具体的取組を実践できるよう、サポートすることが肝要だ。そのため、地域の核となって活動するような存在が必要だが、人材育成の考えは

教育長 〔2〕今後策定する東京スポーツビジョンの中において、地域スポーツクラブの支援策を重要な柱として盛り込んでいく。

生活文化局長 〔1〕幼稚園などの協力を得た中高生の保育体験などを拡充させ、より一層体験、経験の機会を増やしていく。
 〔3〕心の東京革命推進協議会が、人材養成に取り組むこととしており、都も支援していく。


旅券窓口のサービス拡大

 〔1〕平成13年4月1日からの旅券受取り時間の延長でどんな効果が期待できるのか。
 〔2〕都民サービス向上のため、民間を活用するのも一つの方法ではないかと思うが。
 〔3〕旅券申請受付の時間延長は、都民サービスの大幅な向上につながると思うが。

生活文化局長 〔1〕平成13年4月1日から、月曜日から木曜日の交付時間を午後7時30分までとし、更に、日曜日も開庁して交付を行う予定だ。これで利便性などが高まる。
 〔2〕現在の旅券事務では、申請書のデータを入力する旅券作成業務などを委託している。今後も申請の受付業務などを民間委託する。
 〔3〕平成14年度を目途に、申請受付時間の延長をするよう、人員体制の検討を進めるとともに、外務省に働きかけていく。

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