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第1回定例会・一般質問(要旨)

藤井 一(公明党)


   新生児の聴覚検査実施を京急高架化事業の早期完成を


    新生児に対する聴覚検査
    中小企業対策
    羽田空港国際化
    海上公園の整備
    京浜急行線連続立体交差事業

新生児に対する聴覚検査

 〔1〕新生児や乳幼児への聴覚検査の実施状況は。
 〔2〕新生児聴覚検査モデル事業を実施すべきだ。
 〔3〕新生児への聴覚検査及び療育体制の早急な整備が重要だ。都は具体的にどう取り組むのか。

衛生局長 〔1〕3か月児から1歳6か月児までの健康診査で問診票と医師の診察、3歳児健康診査で聴覚検診を行い、その結果聴覚障害が疑われる場合は専門機関で精密健康診査をしている。
 〔2〕現在国はモデル事業の実施基準等について検討しており、都はこの動向に注目している。
 〔3〕国の動向等踏まえ、対応策を検討していく。


中小企業対策

 〔1〕都が中小企業振興公社で行っている受発注あっせん事業にインターネットの活用を。
 〔2〕都の発注開拓実施の結果、東芝府中工場が発注をインターネットで実施しており、都のシステムとリンクさせたいとの話があったと聞くが、その進捗状況と、今後他企業の発注システムとのリンクを積極的に進めるべき。所見は。
 〔3〕国際コールセンターをどう支援するのか。

労働経済局長 〔1〕現在、中小企業のPR情報をインターネットで提供しており、4月からは、中小企業が直接取引交渉ができるようにする。また、対象を卸売業等にも広げるなど、受注機会の拡大とスピードアップを図っていく。
 〔2〕東芝府中事業所を訪問した際、公社のシステムとのリンクを要請し快諾をいただいた。今後は他のメーカーにも積極的に働きかけていく。
 〔3〕国際コールセンターと国内外の企業データベースの連携の促進により、引き合い情報の増加や受注増加を図るとともに、大田区の産業情報ネットワークを発展させるよう支援していく。


羽田空港国際化

 〔1〕羽田国際化実現に対する知事の決意は。
 〔2〕北地区の市街地側を跡地の範囲とするよう、都は、国に対して積極的に調整すべき。所見は。
 〔3〕航空機騒音の実態と改善するための対応は。

知 事 〔1〕成田に比べ、24時間使用できる羽田の利点を生かして、国際化を進めていきたい。

都市計画局長 〔2〕引き続き関係者間の調整を積極的に進めていきたい。

環境局長 〔3〕平成8年度以降は全地点で環境基準を達成しているが、都は、今後も実態の把握に努め、国土交通省などに対し、当初の飛行コースの遵守等を求めていく。


海上公園の整備

 東京ベイエリア21で提案されている東京のシンボルは、都民が将来にわたって親しみ、世界に誇り得るものとすべき。所見を伺う。

港湾局長 今後の海上公園整備の中で検討する。


京浜急行線連続立体交差事業

 〔1〕京浜急行蒲田駅近くの環状八号線と交差する踏切を視察された際の森首相の反応と、どの様な会話、約束がなされたのか伺う。
 〔2〕完成までのスケジュールと今後の取組は。
 〔3〕用地買収対象の方々への今後の対応は。

知 事 〔1〕まさに羽田国際空港のボトルネックであり、国際化が進むと国際問題にさえ発展しかねない事態が生じ得るので、在任中にしかとした返事をいただきたいと申し上げた。わかったわかったということで、総理がうんと言ったから、周りの人たちとみんなで万歳した。

建設局長 〔2〕集中的な用地取得や工期短縮の工夫を行い、地元区等と緊密に連絡し、17年度の環八踏切の解消と26年度の全体事業の完成予定を更に短縮し、前倒しするよう努めていく。
 〔3〕用地補償説明会で、補償内容と用地取得のスケジュールを説明した。用地交渉では、生活再建制度を活用し、きめ細かく対応していく。

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