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第1回定例会・一般質問(要旨)

鈴木 一光(自民党)


   京成押上線連続立体交差事業の都市計画決定に地元は期待


    下水道光ファイバーネットワーク
    都立病院のIT化
    IT立国
    PFI事業
    心の東京革命
    車体利用広告
    立石・四つ木地区

下水道光ファイバーネットワーク

 〔1〕現在までの整備状況とその導入効果は。
 〔2〕利用状況と、それによる収益について伺う。
 〔3〕ケーブルテレビ事業者等が、容易に下水道管理用光ファイバーを活用できるようにすべき。

下水道局長 〔1〕平成11年度末現在で約470㎞敷設したところで、既に処理場やポンプ所など、50か所の施設を相互に接続した。安全性や信頼性の向上を図るとともに、コスト縮減を含めた効率的な事業運営に効果を発揮している。
 〔2〕下水道管渠の空間利用は約45㎞、また下水道管理用の光ファイバーの利用は約81㎞だ。平成9年度からの収入は約1億円となった。
 〔3〕平成13年度からは、IT革命の促進や収益の増大のためにも、利用の拡大を図る。


都立病院のIT化

 〔1〕都立病院運営の根幹を担っているコンピューターシステムは、特に重要と考える。現状に対する認識と、見直しの必要性について伺う。
 〔2〕都立病院のシステムについて、徹底的に見直しを行うべき。民間手法を導入した見直しを。

衛生局長 〔1〕現在のシステムは、機能的に不十分な面があると認識している。経営の効率化や、医療の質的向上を図るため、システム全体を早急に見直していかなければならない。
 〔2〕システム評価委員会を設置した。問題点を明らかにし、更に民間によるシステム監査を行い、民間の考え方を生かした見直しを進める。


IT立国

 東京をITの拠点とするため、知事はどの様にリーダーシップを発揮していくのか。

知 事 この東京を中心にした首都圏こそが、IT革命を象徴する絶好の舞台となるはず。国が首都東京にIT予算を重点的に投入することが、日本のIT革命の推進にもつながると思うし、その様にこれからも求めていく。


PFI事業

 〔1〕基本的なスタンスを確認する意味で、金町のPFIモデル事業についての評価は。
 〔2〕第二弾として、朝霞浄水場と三園浄水場におけるPFI事業を計画しているが、方針を伺う。

水道局長 〔1〕概ね5%のコストメリットを確保し、順調に運用されている。事業を通じ、手法の有効性や適用分野検討の判断材料が得られた。
 〔2〕これまで以上にPFI事業の優位性を確保し、提案審査委員会での審議や、情報公開により、総合的な条件整備に努める。


心の東京革命

 〔1〕地域ぐるみで子どもを育てる取組を積極的に広めていく仕組みが必要と考えるが。
 〔2〕社会全体の運動として定着させていくために、より広範な活動を展開していくべき。

生活文化局長 〔1〕他の模範となるような取組を行っている地域を推進モデル地域として指定し、内容や成果を発表する場を提供したり、事例集の発行を行い、都内全域に広まるよう取り組む。
 〔2〕単に運動のキャンペーンにとどまらない実践的な活動を展開し、地域社会に根差した運動として定着させていく。


車体利用広告

 〔1〕ラッピングバスの中には、景観にそぐわないものが見られる。東京の景観に配慮した車体利用広告とするための対応は。
 〔2〕電車の広告規制緩和に、どの様に対応するのか。また、改正時期はいつか。
 〔3〕答申では、タクシーについては継続検討となっているが、どの様に対応するのか。

都市計画局長 〔1〕バス事業者等の自主的なデザイン審査の実施が重要である。自主審査の普及及び実効性の確保に努めていく。
 〔2〕自主審査の普及を働きかけていく。改正時期は、広告物審議会の審議を経た上で、平成13年中のできるだけ早い時期に実施したい。
 〔3〕路線バス事業者による自主的なデザイン審査の普及を図り、その上で交通安全面に関する影響や都民意識などの把握を行い、タクシーに関する広告規制の見直しについて検討していく。


立石・四つ木地区

 〔1〕防災都市づくり推進計画の策定後、どの様な事業が実施されたのか。
 〔2〕京成押上線四ツ木駅から青砥駅までの間の連続立体交差事業の今後の取組について伺う。
 〔3〕連続立体交差事業を契機として、平成13年度以降、防災都市づくりをどう進めるのか。

都市計画局長 〔1〕不燃化促進事業や、防災生活圏促進事業、木造住宅密集地域整備促進事業などを実施してきた。
 〔3〕都市計画道路の整備のほか、立石駅周辺地区で駅前広場の整備を含む再開発事業について、地元区及び都市基盤整備公団と連携しながら、実現に向け取り組んでいく。

建設局長 〔2〕地元のまちづくりと連携を図りつつ、事業化に向け着実に取り組む。

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