ホームページへ戻る 前のページへ戻る
日本共産党 村松 みえ子 大型開発優先の都政を都民のくらし、福祉優先に 伊豆諸島の災害 介護保険、福祉等 都政運営のあり方 東京構想二〇〇〇都政改革ビジョン 自然とみどりを守る対策 教育行政
伊豆諸島の災害
大規模な噴火災害に遭われ、島外への避難を余儀なくされた三宅島島民をはじめ、地震災害に遭われた伊豆諸島の皆さんに、心からお見舞い申し上げます。 |
1.国政、都政による、福祉、社会保障の相次ぐ後退の中で、新しい世紀に希望など持てる状況ではない。とりわけ高齢者の方々は、介護保険の重い利用料負担、一〇月からはじまる保険料徴収に加えて、石原都政が推進した、かつてどの都政もできなかったような福祉切り下げ、すなわち、シルバーパスの全面有料化、老人福祉手当とマル福の廃止に向けた削減などが次々に押し寄せ、本当に厳しい秋を迎えている。知事、介護保険がはじまるからとの理由で都加算事業と職員給与を保障する公私格差是正事業を廃止したが、利用者サービスが後退した特別養護老人ホームの現実をどう受け止めているのか。所見を伺う。 |
1.知事は、繰り返し都財政は赤字だと言い、福祉の切捨てを強行した。しかし、お金の使い方を切り替えれば、財政が厳しくとも、福祉を切り下げる必要は全くない。本来、福祉や人件費などを中心とした経常的経費に紛れ込んでいる投資型経費は、今年度だけでも三、〇〇〇億円以上にも膨れ上がっている。なぜか経常的経費に計上され、福祉や人件費は削られても、これらの投資型経費は、この数年、ほとんど減らされていない。 |
1.東京構想二〇〇〇中間のまとめ、都政改革ビジョンなど一連の文書によって、福祉の切下げにとどまらず、都政が福祉から撤退していくと言っても過言ではない方向に進もうとしていることは否めない。この構想では、都の役割をできる限り小さくし、自己負担によるサービス利用が強調され、介護保険型福祉を障害者福祉や保育の分野にまで徹底して広げていこうとするものにほかならない。知事は、このようなやり方を子どもや障害者の福祉に広げても問題がないと思っているのか。答弁を。 |
1.東京の自然と緑は、急速な都市化と開発優先の政治のもとで、二十三区では面積の九割が市街化され、多摩地域でも農地や自然林などが相次いで失われている。開発は里山や各戸などにも及び、オオタカに代表されるような貴重な生き物や植物が絶滅の危機にさらされている。そこで、生態系の頂点に立つオオタカや多摩地域だけに生息するオオムラサキなどの絶滅が危惧されている、動植物の保全について都は、全国に先駆けて、希少動植物を調査したレッドデータブックを作成していながら、必要な保護、保全については有効な手だてがとられず、事実上、野放しになっている。都が独自の希少動植物保護条例を制定し、保護すべき種の指定や、保護区の設置、個体の捕獲、採取、殺傷、譲り渡しの禁止など、具体的な保護の取組をはじめることを提案するが。 |
1.子どもたちの「勉強がわからない」という最大の悩みを解決するために、当面三十人学級の実現が急がれる。知事、学年ごとに、段階的に来年度から実施する方向で検討することを求めるが。 |
ホームページへ戻る 前のページへ戻る