(願 意)
都において、東京消防庁管轄の不用になった公用車について、現状の、スクラップを
目的としての売払いではなく、中古車両として売払いを行っていただきたい。
(理 由)
道府県においては、昨今の財政難から、不用になった公用車を、中古車両として売却
することが多い中、東京消防庁においては、全ての車両をスクラップとして処分してい
る。スクラップ処分と中古車両の売却では、入札金額が大きく異なるため、財源確保、
財産の有効活用の観点から、中古車両として売却することを検討すべきである。
レスキュー車など、特殊装備を備えた車両は、テロ対策の観点から、装備品を外す必
要があるなど課題もあるが、署長車(いわゆる黒塗りセダン)は、緊急車両指定もなく、
売却は容易なため、まずはこれらの公用車の売却を進めるべきである。
なお、現在使用中の署長車であるプリウスやシビックは、中古車相場が高いため、ス
クラップより中古車両として売却した方が、入札金額は大きく跳ね上がることが期待で
きる。よって、中古車両として売却できるよう、入札時における売却条件を、永久抹消
登録から、一時抹消登録へ変更すべきである。
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