トップ > 請願・陳情 > 平成28年第4回定例会付託 > 請願28第43号

請願・陳情の要旨

審査結果 一部意見付採択(9項)
備  考 (意 見)趣旨にそうよう努力されたい。


件  名

全ての子どもに豊かな教育を保障することに関する請願

番   号
付託委員会
28第 43号   文 教   委員会付託

(願  意)
 都において、次のことを実現していただきたい。
9 給付制の奨学金制度を拡充すること。

(理  由)
 子どもたちの豊かな学びや笑顔あふれる学校は、都民の願いである。「十五の春は泣
かせない。」は皆の願いである。誰もがお金の心配をせず、安心して学ぶことができる
制度を作り上げるのは社会の責任ではないだろうか。
 貧困と格差の拡大は子どもたちを直撃しており、6人に1人は貧困の中で生活してい
る。学費を払うことができずに退学したり、進学を諦める生徒もいる。

 35人以下学級への取組は、各自治体において前進しているが、東京においては進展
がストップしている。少人数学級は、きめ細かな対応や、行き届いた教育を可能にし、
学力アップやいじめの減少など、その効果は各地から報告されている。特別支援学校の
過大・過密の解消、教職員定数の改善も急務である。

 中学卒業生は、平成20年の7万3,873人から増減しながら、平成40年には、約1
万1,000人以上増加の8万5,036人に達する見込みである。
 都立高校過剰時代が到来したときに反対の声を無視し、28校の都立高校を廃校にし
た付けが、今、回ってきている。高校新設には時間とお金が掛かるものである。速やか
に高校新設に向けた計画を進めなければならない。



※ 採択されたものについて、要旨を掲載しています。