トップ > 請願・陳情 > 平成29年第1回定例会付託 > 陳情29第26号の1

請願・陳情の要旨

審査結果 意見付採択
備  考 (意 見)趣旨にそうよう努力されたい。


件  名

0歳児の家庭保育の充実及び1歳児の認可保育所「入園予約制」の
実施に関する陳情

番   号
付託委員会
29第 26号の1 経済・港湾 委員会付託

(願  意)
 都において、次のことを実現していただきたい。
1 育児・介護休業法において定められている、1年間の育児休業が取得できる環境の
 整備を推進すること。
                          -以上 経済・港湾委員会-

(理  由)
 近年、核家族化が進み、子育ては「孤育て」と言われるほど、育児をする母親は孤独
感にさいなまれている。保健所による新生児訪問では、たまにはリフレッシュしてくだ
さいと温かいアドバイスを頂くが、リフレッシュしたくても近くに子供を預けられる両
親や、親戚がいない家庭が多いのが現状である。しかし、認可保育所における0歳児の
一時保育は、各家庭が利用するには圧倒的に定員が不足している上に、施設のある地域
も偏っており、平等なサービスであるとは言えない。さらに、ベビーシッター等の民間
サービスを利用したくても、高額なため、不要不急のリフレッシュという名目では利用
するに至らない。

 国は、子どもと家庭を支えるため、一億総活躍社会の実現に向けた「新3本の矢」の
一つに、日本の未来を支えるための重要な施策として「夢をつむぐ子育て支援」を挙げ
ている。また、厚生労働省は、共働き家庭も多く、保育利用者が増え続けている現状を
受け、平成28年8月24日、待機児童解消のため「入園予約制」を全国の認可保育所
に導入することを促す方針を決定し、保育所を探す「保活」の負担を和らげ、安心して
育児休業を取得できる環境の整備を推進している。

 官民が協力し、0歳児の一時保育を拡充するとともに、1歳児の認可保育所「入園予
約制」を導入すべきである。



※ 採択されたものについて、要旨を掲載しています。