(願 意)
都において、杉並区が現在検討中の下井草駅周辺まちづくりに大きな影響を与える西
武新宿線(野方駅から井荻駅付近)の連続立体交差事業について、平成28年に比較検
討した施工形式3案に加え、複線シールド工法による地下化案も示していただきたい。
(理 由)
現在、杉並区では下井草駅周辺まちづくりを地域住民の代表と共に検討しているが、
都が実施する連続立体交差事業の施工形式が高架となるか地下となるかということは、
まちづくりに与える影響が非常に大きい。
都が平成28年に検討した鉄道立体交差化の施工形式別・案別総合比較表によると、
高架式2案と単線シールド工法による地下式1案の計3案が示されている。しかし、都
営地下鉄大江戸線、東急東横線、京都市営地下鉄などで数多くの施工実績があり、隣接
住民の立ち退きや日照・騒音問題がなく、地上部の有効活用が可能な複線シールド工法
による地下式案については検討されていない。
都は、下井草駅を含む、野方駅から井荻駅付近の連続立体交差事業について、複線シー
ルド工法による地下化案も示すべきである。
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