トップ > 請願・陳情 > 令和元年第4回定例会付託 > 陳情1第51号

請願・陳情の要旨

審査結果 意見付採択
備  考 (意 見)趣旨にそうよう努力されたい。


件  名

小笠原諸島の生物多様性に配慮した交通アクセスの改善を求めるこ
とに関する陳情

番   号
付託委員会
 1第 51号   総 務   委員会付託

(願  意)
 都において、小笠原村民の悲願である空港建設を中心とした交通アクセスの改善を、
生物多様性に配慮して早期に実現していただきたい。

(理  由)
 小笠原諸島は、東京の南約1,000キロメートルに位置する遠隔離島であり、交通アクセ
スは片道所要時間が24時間で7日に1便しか就航していない船舶航路に限られている
ことから、所要時間の短縮が強く求められている。交通利便性の向上による生活の安定
と観光振興を中心とした経済の活性化を切に願う小笠原村民にとって、憂慮すべき遺憾
な事態である。
 また、将来、世界自然遺産の登録基準の見直し、生物多様性を軸とした海外との交流、
海洋の生物多様性の保全に関する国際的な協調とその調整などの場を小笠原に置くとと
もに、島の魅力を高め、全世界に発信していくためには、交通アクセスの改善は最大の
課題である。
 交通アクセスの改善に当たっては、未知の外来生物の侵入抑制及び阻止、在来種を用
いた緑化資材の活用など、生物多様性に特段の配慮をした都市づくりを実現するべきで
ある。

※ 採択されたものについて、要旨を掲載しています。