四谷・聖イグナチオ教会から表参道、原宿へ
1年の疲れを癒すクリスマス・ストリート
そろそろサンタクロースが東京の街にやってくる頃!
サンタのおじいさんも子供たちへのプレゼントの準備で大忙しにちがいない。
いやいや忙しいのは何もサンタのおじいさんだけではない。
年の瀬になれば、“師匠も走る”師走というわけで、お疲れモードの方も多いのでは。
そこで今回の東京こだわり散歩道は、忙しい年の瀬を迎えるみなさんの疲れを癒し、
ホワイトクリスマスを満喫できる超お薦めコースをご紹介しよう。
スタートはJR四谷駅すぐそば、上智大学キャンパス内にある聖イグナチオ教会。
イエズス会の創設者、イグナティウス・デ・ロヨラにちなんで名付けられた歴史深い教会だ。
毎年クリスマスには主聖堂でミサが行われているので、心洗われる静謐な時を過ごしてみるのもいい。
続いては千駄ヶ谷へと足をのばそう。
目指すは東京体育館。さっそくスポーツと言いたいところだが、ここでは健康チェック!
「健康体力相談室」で持久力と筋力を測定してみよう。測定結果から運動処方を行ってくれる超おススメのスポットだ。
1年間の疲れがどの程度たまってるか、体力の衰えでわかるかもしれない。
さて、お次は国立霞ヶ関競技場(国立競技場)で軽く汗を流そう。
昭和33年、第3回アジア競技大会とオリンピック東京大会招致のために旧明治神宮外苑競技場あとに建設された名舞台発祥の地。
トレーニングセンターやテニスコートのほか、サウナもあるので、爽やかな汗を流してリフレッシュといきたいところ。
すぐ隣に見えるのは今年、日本一を果したヤクルトスワローズの本拠地・神宮球場。
東京音頭を口ずさみながら、球場周辺をジョギングすれば天下一の気分?!。
さてさて、気分が最高潮に達したところで、紅葉を楽しみながら夕暮れの外苑前・いちょう並木を散歩しよう。
夕焼け空とのハーモニーが美しい黄金色に輝く銀杏の葉のもとでロマンチックな時間を過ごしてみたい。
気が付けば空にはお月さまが冴えざえと輝く頃。表参道に立ち並ぶブティックをのぞきながら原宿へと。
欲しいものが必ず見つかるおしゃれなストリートだけど、サンタさんの懐はきっと寒くなるにちがいない?!
文/麒麟 写真/武居 英俊 |