ホームページへ戻る 前のページへ戻る

新都議会がスタート

 平成13年6月24日に都議会議員選挙が行われました(投票率50.08%)。その結果、127名の新しい議員が選出され、7月23日に就任しました。昭和18年に東京都制が敷かれて以来、今回は第16期目の都議会となります。
 選挙後はじめての議会(第1回臨時会)が8月8日に開かれ、正副議長や各常任委員会の委員が決まりました。第38代議長には三田敏哉議員(自民党・北多摩第二)、第34代副議長には橋本辰二郎議員(公明党・中野区)が就任しました。
 本号では、第16期新都議会のスタートに当たり、新議員の経歴、各常任委員会の構成、各会派の役員、各会派の今後の都政に臨む基本方針などを中心に紹介します。

東京都議会議長 三田 敏哉

新都議会の発足に当たって

 このたび、8月8日に開会されました第1回東京都議会臨時会におきまして、栄誉ある第38代東京都議会議長に就任することとなりました三田敏哉でございます。
 伝統ある東京都議会の議長という要職をおおせつかり、身に余る光栄に感激するとともに、その責任の重さを一層痛感しております。
 本年は、東京都議会にとりまして、過日行われました東京都議会議員選挙により、新たに都民の皆様方から選出されました127名の議員による第16期新都議会が発足した年でもあります。
 私は、この新都議会のもと、新たな気概をもち、時代のすう勢とともに多様化する都民の皆様方の要請に応えるため、格段の努力をしていく決意であります。
 さて、21世紀を迎えた現在、東京都におきましては、石原知事のもと都財政の再建を大きな柱とし、都政の抱える重要課題の克服に向け、懸命の努力を重ねているところであります。
 とりわけ、少子・高齢化の急激な進展や地球温暖化など環境問題の深刻化への対応、さらには近年のIT革命の進展に即応した行政のあり方の見直しなど、課題は山積しております。
 また、わが国において、個性豊かで活力に満ちた分権型社会を構築するために、国と地方との役割分担の見直しや権限の移譲、さらには地方の役割に見合った税財源の充実・確保を図るなど、地方分権の一層の推進は、今後ますます重要なものとなってきております。
 このような状況の中で、都議会といたしましても、首都東京の再生を主眼に、議会としての機能を十二分に発揮するとともに、石原知事が提唱する東京から日本を変えるための様々な方策を共に考え、その実現に向けて全力を尽くしてまいります。
 私は、このたびの議長就任に際しまして、第一に分権時代にふさわしい政策提案機能・調査機能の充実・強化及び政策論議の活性化を目指す「積極的に政策発信する都議会」。第二に都議会の自己改革を推進するとともに、新時代に対応した情報技術の積極的な活用を目指す「改革を推進する都議会」。第三に開かれた都議会を推進し、都民から信頼される都議会の実現を目指す「都民とともに行動する都議会」。以上三つの大きな基本方針を柱に、不断の努力を傾注する所存でございます。
 都民の皆様方のご指導、ご鞭撻、また、格段のご支援、ご協力をお願いいたします。

ホームページへ戻る 前のページへ戻る