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第2回定例会終了にあたっての各会派の談話(要旨)

民主党 幹事長  嶋田 実

 本日、第2回定例会が終了した。
 都議会民主党は、第146号議案「八ツ場ダムの建設に関する基本計画の変更に関する意見について」に反対し、その他の知事提出議案に賛成した。
 代表質問には西条庄治副幹事長が立ち、小泉内閣に対する評価を質すとともに第16期都議会に向けて、七都県市による広域連合の設置、医療・福祉制度改革と規制緩和、環境問題における拡大生産者責任、暮らしの快適さ、心の豊かさを追求する都市づくり、企業やNPO等の行う社会貢献活動による社会の活性化について知事並びに関係局長の見解を質した。
 石原知事は、小泉内閣に対する期待を表明するとともに、広域連合の設置や道州制の導入、医療・福祉改革、拡大生産者責任、生活者の視点を重視した都市づくりに積極的な姿勢を示した。
 特に、拡大生産者責任については、携帯電話機などについて都独自の事業者による使用済み製品の自己回収システムを検討することを表明した。
 「八ツ場ダム」は、過大な水需要予測に基づくもので、かつ、近年、水需要が減少傾向にあり、水資源開発基本計画の見直しが進められていることなどから、建設に疑義があり、反対した。
 請願・陳情においては、陳情13第10号の2「三宅島」について保留とすることを求めたが、採決に付されたので反対した。
 これは、自民党などが陳情者の願意を保留としながらも、願意実現のための意見書提出に賛成するという矛盾する採決を求めたので反対したものである。
 しかも、民主党とともに共同提案した三宅島「住宅」意見書は、陳情者の願意とは全く異なるものである。
 これら自民党などの一連の行為は、陳情者を欺く、許されざる行為である。
 また、佐々木出納長が辞意を表明された。
 任期2年を残しての退任は誠に残念でならないが、リサイクル条例や情報公開条例の制定など数々の功績を挙げられ、長きにわたって都政を支えてこられた佐々木出納長に心より感謝申し上げ、今後のご健勝を祈念したい。
 これで第15期都議会最後の定例会が終了した。
 民主党は、この4年間の成果を掲げて都議選を闘い、現議席に倍する勢力で第16期都議会に臨むために全力を挙げる。
 都民の皆さまのご理解とご協力をお願いしたい。

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