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第1回定例会終了にあたっての各会派の談話(要旨)

民主党 幹事長  嶋田 実

 本日、第1回定例会が終了した。
 都議会民主党は、第1号議案「平成13年度東京都一般会計予算」に付帯決議を付し、その他の議案は原案に賛成した。
 代表質問には、私、嶋田実が立ち、今後の財政運営、法定外税、教科書採択、バウチャー制度、ヴァーチャル大学、男女平等施策、まちづくりと環境行政、省エネルギー対策、東京湾の保全などについて、知事並びに関係局長の見解を質した。
 一般質問には、田中良議員(杉並区)、河合秀二郎議員(町田市)が立ち、商店街振興策、道路整備、里山保全、多摩地域の振興、市町村合併と道州制、国際政策などについて、知事並びに関係局長の見解を質した。
 予算特別委員会には、小林正則政調会長(小平市)、林知二議員(練馬区)、寺山智雄議員(世田谷区)、西条庄治議員(文京区)が立ち、特別区等の合併、七都県市の連携、税源移譲、自治基本条例の制定、廃棄物対策、玉川上水、精神保健福祉対策、情報通信基盤の整備、公立病院のあり方、築地市場の再整備、アレルギー疾患対策、心のケア対策、ペット対策、学習障害児対策、商店街振興、私学助成、ラッピングバスと都市景観などについて、知事並びに関係局長の見解を質した。
 意見書・決議では、「柔道整復師」、「ヤコブ病」、「育児・介護休業法」を提案したが、「育児・介護休業法」については他会派の賛同を得ることができなかった。
 また、「国体」「KSD」を共同提案し、成立させた。
 なお、中途議決には、生活者ネットワーク都議団とともに、〔1〕総定数を現在の127から120に削減する、〔2〕千代田特例選挙区を廃止する、〔3〕配当基数に基づき、人口に比例して定数を定め、逆転区を解消するという基本的な考え方に基づく都議会議員定数条例の改正案を提案した。
 しかし、自民党などは、16通りもの逆転区を温存する改正案を提案し、多数の力で可決・成立させた。
 特に、この案は練馬区より人口が少ない大田区の定数が、逆に練馬区の定数より2名も多いという致命的な欠陥を持つもので、私たちは反対した。
 また、外国人都民会議の問題では、速やかに第3期会議の委員を選任されるよう求めた。
 私たち都議会民主党は、今後とも、公開・自治・分権の推進、都民福祉の向上、そして、大胆な改革による活力ある東京の再生に一丸となって取り組んでいく。
 都民の皆さまのご理解とご協力をお願いしたい。

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