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第3回定例会終了にあたっての各会派談話(要旨)

社会民主党   藤田 十四三


 平成十二年第三回定例会は本日閉会したが、今定例会に上程された議案等に対して、次のように対処した。
一 人事案件について
 特別な理由のない限り人事に異を挟まないという方針に基づき、今回も賛成した。
二 新規条例について
 〔1〕東京都精神障害者都営交通乗車証条例について、健常者に比べ、ハンディキャップを背負う精神障害者が自立していく上で、都営交通乗車証は必要不可欠であり、当然の措置として賛成した。
 〔2〕性風俗営業等に係る不当な勧誘、料金の取立て等の規制に関する条例(いわゆるぼったくり防止条例)については、都民の安全な生活を保障する上で、必要な規制であると判断し、賛成した。
三 他条例案、契約案などの議案について
 特に反対理由がなく、全てに賛成した。
四 重要課題にかかる対応について
 〔1〕現下の都政において最も急を要する課題は、言うまでもなく三宅島噴火災害、新島、神津島等群発地震への対応である。断腸の思いで島を離れている島民の心中を察した場合、東京都の役割は極めて重大である。次回定例会で補正予算を編成するなど、万全の対策を講じることを強く要望する。
 〔2〕都政の将来の指針となる「東京構想二〇〇〇」と「都政改革ビジョンⅠ」それぞれについて、中間のまとめが発表された。中間段階であるためか、抽象的な記述が多いので、最終報告をまとめる際には、石原知事の理念が十分に伝わるよう、具体的で分かりやすい内容になることを期待する。
五 公営企業委員会について
 都営地下鉄大江戸線の全線開業にあわせて実施予定の都営バスの再編問題について、次の二点の確実な対応を求めた。
 〔1〕都営バスの再編は、職員の労働環境に大きな影響を及ぼす問題であり、事前に労使協議を十分尽くし、円滑な実施が行われるよう職員の理解を得ること。
 〔2〕地域に混乱を招かないよう、地元の関係区市の理解を求めること。

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