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第4回定例会終了にあたっての各会派談話(要旨)

社会民主党   藤田 十四三


 平成十二年第四回定例会は本日閉会したが、今定例会に上程された議案等に対し、次のように対処した。
 行政委員会委員の任命の同意等人事案件については、特別な理由のない限り人事に異を挟まないという一貫した方針に基づき、今回も賛成した。
 災害応急対策にかかる一般会計補正予算については、三宅島火山活動及び新島・神津島近海地震等による被害への対応は、言うまでもなく現下の緊急課題であり、かねてより、都として万全の対策を講じるよう求めてきたところである。一日も早い帰島・復興の日を願いつつ賛成した。
 その他条例案、契約案などの議案については、特に反対する理由がないことから、全議案に賛成した。
 重要課題にかかる対応については、地方主権の確立に向けた取組を強化する必要があるとの観点から、左のとおり文書質問を提出した。
 〔1〕自治省が発表した外形標準課税案について
 〔2〕東京都税制調査会の最終答申について
 〔3〕国への要望活動について
 都議会議員の政治倫理の確立に関する決議については、都議会史上三五年ぶりの現職都議逮捕となった中小企業向け制度融資にかかる不祥事を厳しく見据え、自戒の気持ちを込めて提案者の一人となりその成立に意を用いた。
 最後に、濱渦副知事の一件に関わり、一言
「容貌を動かして、ここに暴慢に遠ざかる」を呈して、大いなる自戒を求めておきたい。
 今後とも、残された任期を全うすべく、あらん限りの努力をする決意である。

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