(願 意)
都において、小児がん等の長期にわたる抗がん剤治療や同種移植などにより予防接種
の免疫が消失・低下した子供への再接種について、区市町村への支援をしていただきた
い。
(理 由)
私の4歳の長女は平成29年、2歳の時に神経芽腫の小児がんが発覚した。当時医師
には5年後の生存率は30~40%と宣告され、長女は幼い身体でこの1年半必死に闘
病生活を送っている。
長期の医療行為を受けた子供は、予防接種を行っていても、医療行為により予防接
種の免疫が消失してしまうことがある。また、健康な子供に比べて、小児がんなどのり
患患者は身体全体の免疫力が落ち、生きていくために予防接種をすることは必須と言わ
れているが、現状、その予防接種の再接種費用は自己負担となっている。
肉体、精神共に追い詰められた状態で、多額の費用の掛かる予防接種を自費で接種
することは、とても大きな負担となる。都はこの現状を考慮し、医療行為により抗体が
消失・低下した子供たちへの再接種について、区市町村に対して支援を行うべきである。
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