(願 意)
都議会において、常任委員会をインターネットにてライブ配信することの実施スケジ
ュールを示し、予算要求をしていただきたい。
(理 由)
平成29年第3回定例会にて、「常任委員会のインターネットライブ配信を求めるこ
とに関する陳情」(29第90号)は、議会運営委員会に付託され、審査がされた。結
果として、議会改革検討委員会に一任ということにより「継続審査」となったが、1年
が経つ現在も、総務委員会以外のライブ配信は行われておらず、議会改革検討委員会打
合会の審査は非公開であるため状況が分からない。まずは、全常任委員会にて委員会の
ライブ配信の実施を決定してもらい、議会改革検討委員会での審査を促し、実施スケジ
ュールを示した上で、来年度の予算に反映させるべきである。
総務委員会での「東京都オリンピック憲章にうたわれる人権尊重の理念の実現を目
指す条例」の審査はライブ配信され、多くの都民が関心を寄せる結果となった。多くの
都民がライブ配信を望んでいることの検証は済んだ。
また、議会改革度調査2017ランキングは47都道府県中34位である。情報公開を
うたう都議会は、この状況から脱却すべきである。
新潟県、福井県、三重県、奈良県、佐賀県、長崎県にて常任委員会のライブ配信が
行われている。実施している県に比べて財政に余裕がある都においては、予算確保を早
急に決定し、実施できる状況にある。
|