トップ > 提出議案と議決結果 > 平成31年第1回定例会 > 陳情30第105号

請願・陳情の要旨

審査結果 意見付採択
備  考 (意 見)趣旨にそうよう努力されたい。


件  名

環境都市東京にふさわしい無電柱化を推進することに関する陳情

番   号
付託委員会
30第105号   環境・建設 委員会付託

(願  意)
 都において、次のことを検討していただきたい。
1 無電柱化事業を進めるに当たっては、計画段階から速やかに適切な情報を住民に
知 らせ、理解を求める仕組みづくりに努めること。
2 道路の付属物とされている街路樹を貴重な緑の資源と位置付け、その保存に努め
る など、無電柱化工事の影響をできる限り少なくすること。
3 無電柱化の工法が年々発展していることを踏まえ、工事に当たっては、街路樹を
よ り多く保存できる工法の検討及び適用を図ること。

(理  由)
 2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、インフラ整備や競技
場の改修等が進められている中、都が都道において推進している無電柱化は、良好な街
の景観づくりだけでなく、防災対策のためにも重要な取組である。また、東京を訪れる
多くの外国人に、東京の街の魅力を印象付ける大きな要因ともなる。
 一方、無電柱化の事業については、白山通りの街路樹伐採に対する住民の理解が十
分得られず、住民から都議会に提出された陳情によって事業が中断するような事案が発
生している。
 東京の環境を維持しながら無電柱化を円滑に推進していくためには、工事について、
都道を利用する地元住民に対する周知を十分図り、理解を得ていくとともに、できる限
り街路樹への影響を少なくする取組が必要である。




 

※ 採択されたものについて、要旨を掲載しています。