(願 意)
都立東伏見公園事業の進め方について都の誠意ある対応を求めるべく、都において、
次のことを実現していただきたい。
1 都立東伏見公園の計画を進めるに当たっては、公園事業に対する理解を得られるよ
う関係者に説明会を開くなど、きめ細かな対応を図ること。
2 都立東伏見公園の用地買収については、関係者と十分話し合い、関係者の同意を得
ること。
3 都立東伏見公園の用地買収の際、関係者が立ち退きに同意した場合には、代替地を
紹介するなど、関係者の意向を踏まえた丁寧な対応を行うこと。
(理 由)
都立東伏見公園は、昭和16年1月11日内務省告示第8号により、当時の急速な市
街化に備えるべく、計画が樹立された都市計画公園である。
その後、平成11年2月26日東京都告示第196号、平成16年4月22日東京都告
示第721号の二回にわたり都市計画変更が行われ、現在の公園計画が策定された。
平成14年からは公園の整備事業に着手しているが、本公園計画地内の住民の中には
事業の必要性に疑問を持つ者がいるほか、将来の移転先の確保などについて不安を抱く
地域住民もいる。
また、本地域は本公園計画のほか、調布保谷線の道路事業、石神井川における河川改
修事業が同時に進められている。
都がこれらの計画を進めるに当たっては、関係者に対する説明会を実施するなど地域
住民の十分な理解を得ながら、用地の取得に際してもきめ細かな対応を図ることが肝要
である。
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