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（願 意）
都議会において、檜原村における産業廃棄物焼却場の建設計画について、慎重に審議
していただきたい。
（理 由）
比留間運送株式会社が、檜原村の人里（へんぼり）地区に産業廃棄物焼却場を建設す
るための許可申請書を都に提出したことを新聞報道で知った。
また、令和４年５月に、村民が、建設に断固反対するとして､計2,765人分の署名簿を
環境局に提出したことも新聞報道で知った。村民が産業廃棄物焼却場の建設計画に反対
している理由は、檜原村の自然が破壊されること、観光産業が打撃を受けること、建設
予定地が多摩川の水源であり、都内外の人々の生活に広く影響を与えることである。私
は、これらの反対理由に大いに賛同する。
令和４年４月、檜原村で認定ＮＰＯ法人環境リレーションズ研究所が主催する「贈り
物に木を植えよう」というプロジェクトが始まった。苗木の里親を募り、森林再生と地
域の活性化を目指すというプロジェクトである。
また、檜原村には、三頭山の中腹に広がる東京都檜原都民の森があり、多彩な動植物
を観察できるため、人気がある。
このような都民の宝庫である自然豊かな檜原村に、産業廃棄物焼却場の建設が許可さ
れることは、到底容認できない。
森にとって大切な水が汚染されないよう、都議会において、産業廃棄物焼却場の建設
計画について、慎重かつ適正に審議すべきである。
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