トップ > 提出議案と議決結果 > 令和3年第1回定例会 > 陳情2第129号

請願・陳情の要旨

審査結果 意見付採択
備  考 (意 見)趣旨にそうよう努力されたい。


件  名

東京2020オリンピック・パラリンピックの文化プログラムの継続・
拡充に関する陳情

番   号
付託委員会
 2第129号   文 教   委員会付託

(願  意)
 都において、次のことを実現していただきたい。
1 「文化プログラム・学校連携事業」を継続・拡充すること。
2 「Tokyo Tokyo FESTIVAL助成」の終了後においても、芸術・文化活動の充実に向け、
 一層の支援をすること。

(理  由)
 東京都では、東京2020オリンピック・パラリンピック大会(以下「東京2020大会」と
いう。)に向けて「オリンピック・パラリンピックはスポーツの祭典であると同時に、
文化の祭典でもある」という位置付けの下、「文化プログラム・学校連携事業」と「To
kyo Tokyo FESTIVAL助成」に取り組んできた。
 前者は、小学校・中学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校を対象に、各校が
要望した芸術文化の鑑賞や体験を都が保障する取組で、学校独自の取組では年々難しく
なってきた芸術鑑賞を、都の支援で保障する極めて注目すべき事業である。後者は、様
々なジャンル、主体、規模の芸術文化活動や事業への支援として、多彩な取組を可能に
したのではないだろうか。
 しかし、東京2020大会で一区切りとなると、学校での芸術文化鑑賞と体験の機会、ま
た地域での同様の機会が再び厳しい状況に舞い戻ってしまう。
 大会後について「東京都が主導する文化プログラムの考え方」では、「文化の面のレ
ガシーを2020年以降に継承していく」とされている。また、平成31年第1回定例会で
も「文化プログラム・学校連携事業」について、「都の文化プログラム等を学校の教育
活動として実施する計画を新たに策定し、子供たちが芸術文化に触れる機会を更に拡充
してまいります。」、「Tokyo Tokyo FESTIVAL事業」についても「2020年以降の地域の
文化活動の活性化につなげてまいります。」との答弁がなされている。
 「文化プログラム・学校連携事業」の継続・拡充と併せ、「Tokyo Tokyo FESTIVAL助
成」についても、東京2020大会期間までで終了となるが、大会後も、芸術・文化活動の
一層の充実を図るべきである。

※ 採択されたものについて、要旨を掲載しています。